❀21話 ページ23
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「……あら、そちらのお嬢さんは？」
優しい
鬼灯「Aさんです。
後々皆に報告する予定でしたが、まぁいいでしょう。」
すると女性はふわりと、Aの方を向いた
「初めまして、Aちゃん。私はお香よ。」
『はじめまして…。とてもお綺麗です。』
ぽけぇーとしながら､お香の大人の色香に見惚れるA
お香「まぁまぁ､とても可愛らしい方ねぇ。」
お香は頬に手を当てて目を細めて笑みを浮かべる
鬼灯「私の側近として働いてもらうので､今後はAさんのこともよろしくお願いします。」
お香「えぇ｡第一補佐官は大変ですものねぇ。」
鬼灯とお香が話す姿は、美男美女の絵にしかならない
きっとこの二人の関係は深いのだろうと思うAであった
そんな二人を眺めながら､羨ましいとも感じていた
鬼灯「＿＿＿ではお香さん､私たちはこれで。」
お香「鬼灯様もAちゃんも、お気をつけて。」
相変わらずにこやかなお香に見送られ、Aはうっとりして衆合地獄を後にした
鬼灯「貴女は衆合地獄に向いていませんね。」
唐突にそんなことを言われて、鬼灯の方を見遣る
『そうですか？』
鬼灯「お香さんに見惚れて、口が開きっぱなしでした。」
そんな事では仕事にならないと、鬼灯は首を横に振った
花街は煌びやかだが､その反面耐性がないと喰われる
『私は別に、衆合地獄に就くわけじゃないですし。』
鬼灯「まぁ､花街へはあまり一人では行かないように。」
そう釘を刺されたAは、少し不満そうな顔をした
何せ食べ物が豊富で、とても美味しい
鬼灯「閻魔庁にも食堂があります。」
『……食べ盛りのお子様だと思ってます？』
鬼灯は返事はせずに、ちらっとAを見ただけだった
図星なのだろう
『いいですよ。食堂でお子様ランチ食べてやりますから。』
鬼灯「何ですか､そのちっさな反抗は。」
二人は地獄のゴツゴツとした道を歩いてきた
ふとAが遠くに目をやると、見慣れた建物があった
『久しぶりの閻魔庁ですね！』
Aは少し足を早めるようにして、先を急ぐ
夢のように感じていた生前だが、実際に目の前にあることを実感して体が小さく震えた
鬼灯「閻魔大王がお待ちなので､一緒に行きますよ。」
『はい､鬼灯さま！』
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
