❀10話 ページ12
鬼灯「まぁ一応、金魚ですね。」
『あまり深入りはしないでおきます。』
3メートルの金魚なんてバケモンだろ?!、とはとても口に出来ないAだった
部屋の中を案内して、部屋割りをする
『鬼灯様はベッドを使ってください。
基本的に作業はこっちのリビングでお願いしますね！』
鬼灯「いや私は雑魚寝で充分ですので、お構いなく。
それと、貴女の上司とかではないので"様"はいりませんよ｡」
『雑魚寝は流石に…。これソファベッドなので、ベッドでなければここに寝てください。』
リビングにあるソファを指さして言う
まぁそれなら、と首を縦に振る鬼灯に安堵した
『鬼灯さん、お腹すいたのでは？何か作りますよ！』
鬼灯「そういえば夕飯がまだでしたね。」
冷蔵庫を開けて中身の材料を確認する
『んー、丼物とか好きですか？カツ丼とかは＿＿＿』
鬼灯「好きです！」
『私も好きなんですよ〜♪』
Aが"カツ丼"にワクワクしているのを、鬼灯はしばらく真顔で見ていたがふと我に返って
鬼灯「手伝います。」
と、何事もないかのように振舞った
『うん、ジュワとろぉ…！すごく美味しく出来ましたね。』
鬼灯「Aさんは有能ですね、今すぐにでも地獄に＿＿」
『逝きませんよ？まだ現世でしたいこともありますし。』
でも"ホモサピエンス擬態薬"とやらを使えば、鬼灯のように行き来できるのかもと思うA
鬼灯「そうですか。
………………Aさん、最近は霊体験などありませんか？」
『それこそ井戸事件では？でもまぁ、最近影は見ますね。』
鬼灯はカツ丼をもぐもぐと食べながら、Aを見る
鬼灯「滞在は2、3日といったところですので。」
『篁さんがお世話になってますし、のんびりして行ってくださいね。』
鬼灯は最後の一口まで平らげ、手を合わせたのだった
あっという間に2、3日は過ぎ＿＿
鬼灯「Aさんのお陰で、視察が滞りなく終わりました｡」
『それは何よりです。
リモートでカメラ機能をoffにし忘れていたのは危なかったですけどね…』
口元を軽く隠すように、ふふっと笑う
鬼灯「篁さんに代理を任せているので、今回の視察についても良く伝えておきます。」
『鬼灯さんって、かなり偉い方ですよね？』
鬼灯「閻魔大王の第一補佐官ではありますけど、官房長官のようなもので地味ですよ？」
『官房長官…』
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┄┄┄┄┈┈⋆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
