がさつな彼女は松川の彼女

第47話 1日マネージャー ページ48

キュッ、キュッ


と、体育館から響くシューズの音と
部員から聞こえるバレー用語、



時たまに、聞こえる女子の応援の声



貴『・・・・・・・』


その体育館の中にいて
選手達をフォローするマネージャー
になっている私。




こんな事になったのは
午前中に及川が頼み込んで来たところから

至る。



_______________
___________
______



貴『え、1日マネージャー、なにそれ』




朝のHRが終わって
及川がうちの教室にいる女子に話しかけて




私を呼んでくるものだから
何だろうと思ったら



及川が話してくれたのは



部員同士でチーム分けをし試合をするらしく

そのチーム分けは、岩ちゃん率いるチームと
及川率いるチームらしい、
ちなみに一静は岩ちゃんチームらしい。


ドリンク作るのに時間をかけれなく、
監督に誰か頼める人を呼べって言われた
らしい。



そして、頼める人を探して
頼んだところ


え、めんどくさい。と
ことごとく断られたらしく


私しか居ない、という結果になったらしい。




及『本当に、一生のお願い！！』



と、手を合わせて
頼んでくる及川。





頭を悩ませる、今日は、特に予定もなく
真っ直ぐ帰ろうと思っていた、


早く、ベットに入りたい。



そう、思うと
家に帰りたくなる方に気持ちが傾く。





しかし、困っていると思うと
断るのに少し気が引ける。



幸いにも、マネージャーといっても
ドリンクを作るだけ、



との事らしく、それなら私にも
出来るかもしれない。




しかし、

めんどくさい。




断りたい。とても。



すると、後ろから急に友達が
出てきて



友達『A、がさつだけど器用になるチャンスじゃん、よし、分かった、及川
それ引き受けようー』




そう、友達が言った瞬間

及川は、目を輝けせて


及『決まりだよ！決まりだからね！！』



助かったー、という安心した
顔を見せながら


いつもの、スマイルで
じゃ、よろしくねー、

と、言って自分の教室に帰って行った。



私は、棒立ちのまま
動けなかった。





と、いうことだ。



私は、友達のせいで
めんどくさい、


そう、思ってた1日マネージャーを
する事になった。





でも、めんどくさい、と思ってはいたものの
一静には、ドッキリみたいな感じで
驚かせれた。




私が、体育館にいてジャージを着て
ドリンクを運んでいる姿をみて



目をパチクリさせていた
可愛かった。




何でいるんだ、って聞かれて
事情を話せば

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