兄は作家、弟は探偵。【名探偵コナン】

いけるものね ページ7

…あれから、コナン君はアイス珈琲を頼んで、俺の横に座っていた。



どうやら、コナン君はシャーロック·ホームズが好きみたいだ。



確か、新一も好きだったような…。



コナン君は、小さい頃の新一みたいで、とても扱いやすい…(事実なのだが…。by作者




コナン「恋真お兄さんは、何の本読むの？」




『俺は、アガサ・クリスティや、江戸川乱歩だな。


ABC事件や、江戸川乱歩のＤ坂の殺人事件が面白いよ。…って、少し難しいか。』



俺は一息つき、ハムサンドを頬張り、珈琲をひと口啜った。





『ところで、コナン君。



…君は本当に小学生かい？』





小学生の子供が、シャーロック·ホームズが好きだなんて、普通は言わないだろう。




例え、頭が良いからと言っても、推理小説を読むことと同じだ。





コナン「そっ…それは新一兄ちゃんのせいだよ！


新一兄ちゃん、いっつもホームズの話をしてりるから！」




『なるほどな。だから、小学生の君が詳しい理由だな。』





俺は、また珈琲をひと口啜った。

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