兄は作家、弟は探偵。【名探偵コナン】

本性 ページ30

水谷「あっ、そういえば、今日が雑誌の発売日なんですよ！



私、一つ持っているので、どうぞ！」




水谷さんは、バックの中から雑誌1冊を取り出した。



そして、その雑誌を俺が受け取った。




雑誌の中は、至って普通のものだった。


ページをめくっていくと、ある占いのページがあった。



これで、全て繋がった。





『目暮警部、この事件の犯人が分かりました。』





目暮「本当かね！工藤君！？」





『えぇ。この事件の犯人は……









島西さん、貴方ですね。』




俺は、ゆっくりと人差し指を、島西さんの方に向けた。




島西「…！なんで、俺だ！あいつは俺の親友さ！なんで、殺さなくちゃいけねーんだ！？」



島西さんは動揺しているのか、声を張り上げた。




『では、貴方が納得するような推理を致しましょう。




まず、時田さんは貴方に、今村さんと婚約した事を聞いたはずです。


そして、彼女に…今村さんにプロポーズする日も聞いたはずです！



貴方は、時田さんに嫉妬をしたのでしょう？



だから、彼を今村さんの会う前に、6階まで連れてきて、時田さんに、下を覗けと言い、背中を押した…



違いますか？』



俺は、島西さんに確認をした。



さぁ、認めるのか？

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