兄は作家、弟は探偵。【名探偵コナン】

押すの ページ14

_______________翌日

午後


俺は、博士に言われた通り、家に向かった。



中に入ると、灰原さんと江戸川君がいた。




『こんにちは。…君たち学校は？』




コナン「今日は午前中まで」




コナン「…恋真さん…いや、兄貴…今から言う事、信じてくれか？」



江戸川君は、昨日みたいな猫を被った様な話し方ではなく、俺の顔を真剣に見ていた。





そして、俺のことを兄貴と呼んだ。



俺は、息をのみ、しばらくしてから首を縦に振った。



…


…




…




江戸川君が話し終わると、沈黙が続いた。





『…つまり、江戸川君…は、俺の弟の新一…というわけか？






そして、灰原さんが新一と同じようにされた…なったの方が正しいか。




本名は、宮野志保さん…。


…ところで、その黒ずくめっていうのは一体何もんだ？』





俺は、状況を整理しながら、疑問になったところを聞いた。



コナン「…犯罪組織なんだ。通称、黒の組織。



灰原も、その組織の研究者としていたんだ。」




『…それなら、話は成立する。



分かった。信じよう、君たちを。



俺も、何かの役に立つか分からないが、協力しよう。』

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