第39話 ページ40
黒尾side
なんとか新作ゲームを買うことで許してくれた研磨と帰り、飯食って風呂も入って一段落。
Aがどのタイミングがいいかを考えるが…
黒「…9時ぐらいなら大丈夫か。」
…………いや、一応連絡入れとこ。
〜♪
黒「おわっっ！」
タイミングよく震えたスマホ、そしてボタンを押してしまった。
『あ、すみません大丈夫ですか！？』
俺の驚いたデカい声が聞こえてたらしい。
黒「ああ、悪い。丁度連絡しようと思ってたらタイミングよくAから電話きたから焦ったわ。」
『え〜すみません…今お電話大丈夫ですか？』
黒「大丈夫だ。なんだ、タイミング見計らってたのか〜？」
『ち、違いますよ！』
電話越しに聞く声が少しくすぐったい。
他愛のない話だけど、なんだか心地が良いと思うのは、惚れている所為でもあるのか。
『あ、ごめんなさいお疲れなのにこんな遅くまで…』
いつの間にか10時を過ぎていた。
あっという間に時間が経つなんてな…
黒「いや、こっちこそ悪かったな。ありがとな。」
『私は全然…鉄朗さん明日も朝練あるのに。』
黒「寝るのはもう少し遅いから気にするな。それより夜更かしは美容の大敵だぞ？」
そうだー！とか遠くで聞こえる。ほんと、面白いな。
『私のわがままに付き合ってもらってありがとうございます。こんな風にお話できるなんて…良い夢が見られそうです！』
黒「こちらこそ。じゃ、また明日な？」
『はい。おやすみなさい、鉄朗さん。』
黒「…っ、おやすみ。」
電話を切った後、枕思わずに突っ伏した。
最後ほんっと反則！！
ヤバいなこれ…
ほんとに、良い夢が見られそうだ。
こんな幸せな日が続くといいのにな…
なんて柄にもなく思いながら深い眠りについた。
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極東華梛魏(プロフ) - みるくさん» みるく様 ありがとうございます！嬉しいお言葉感謝です🙌 (2022年2月27日 10時) (
レス) id: e283a3dbc4 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 最高でした😭😭 (2022年2月26日 21時) (レス) @page50 id: ec7e47412c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：極東華梛魏 | 作成日時：2022年2月6日 18時
