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第30話 ページ31

黒尾side


近寄ってきたAちゃんが頭に?マークを浮かべてる。

『本当に黒尾先輩…ですか?』

まだ疑ってる…なら

黒「こーすりゃ、分かるだろ?」

俺は髪を両手で持ち上げて(不服だが)いつものトサカにした。

『あ…へへっ、黒尾先輩でした!』

ぐはぁ!!めっちゃかわっっゲフン…
しかも風呂上がりなのかめっちゃいい匂ry殴))グフォッ


しかしこの髪型で認識していたとは黒尾さんショック…

黒「飲み物買いに来たのか?どーれオジサンが買ってあげよう。」

『いいですいいです自分で買いますから!それにオジサンって何ですか!』

黒「初日で色々疲れたろ?気持ちだ気持ち。ほら、どれだ?」

『………み、ミルクティーが…いい、です…』

ガコンッ

黒「どーぞ。」

『ありがとうございます。』

二人で椅子に腰を掛けて話をする。
最初はあまり今日の事に触れなかったが、段々とマネ達とのやり取りや手伝いについて話し始めてくれた。

『…けど私、足を引っ張ってないか心配で…』

黒「初めてなんだから出来なくて当たり前だ。こっちがお願いしてんだから何も言わねぇよ。それに…」

隣に座るAちゃんの頭にいつものように

ポンッ

黒「今日、色々と聞いて勉強したんだってな?」

『え!…あ…えと、はい。少しでも理解して、みなさんのお役に立てたらいいなって…』

黒「ありがとな…すげぇ嬉しいわ。」

Aちゃんが少し照れながら言ってくれた事が嬉しくて、思わず頭に乗せてる手を滑らせ、長い髪に触れた。



すげぇ綺麗だな……





『………せんぱ…い?』

黒「…え、なっ…わ、悪ぃ!」

『い、いえ大丈夫です…』

髪に触れているのと同時に、顔まで近づいていたなんて…
咄嗟に手を離して謝る。
それなのに、


『へへっ。先輩いい香りしますね。』



目を細めた優しい笑顔でそんな事言うもんだから…



黒「………なぁ、A…」




『はい。』




いいのだろうか………



















灰「黒尾さーーん!!トランプやりましょーーよーー!!!」




ズコーーーーーーーーーーーーッッ




明日覚えてろよコンチクショウ!!!!!!!!

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設定タグ:黒尾鉄朗 , 音駒 , ハイキュー!!   
作品ジャンル:アニメ
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極東華梛魏(プロフ) - みるくさん» みるく様 ありがとうございます!嬉しいお言葉感謝です🙌 (2022年2月27日 10時) (レス) id: e283a3dbc4 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 最高でした😭😭 (2022年2月26日 21時) (レス) @page50 id: ec7e47412c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:極東華梛魏 | 作成日時:2022年2月6日 18時

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