ドロップ 2 (ページ4)

今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:9,029 hit

story3(Ji) ページ4

Cl「...そろそろ話しかけたら？」
Ji「...できない」
Cl「はぁ？いつまで話しかけないつもりだよ」

え？なんでかって？
話しかけるのって結構勇気いるもんなんだよ？
僕は話しかけるのってダンスよりも体力を消耗するんだよ？

『次ジェミン君とヘチャン君出てきてー』

いいなぁ...なんで僕が先じゃないの？←

僕が話しかけようとしている彼女は僕たちのマネージャー...ではなく一時的に助っ人として来ているSuper Juniorのマネージャーさん。
名前はAっていうんだって、

なんで彼女が気になるかって？
遡ること数日前の話...

僕たちが1番迷惑しているもの、
それは私生活でも追っかけてくる人達。
その日は本当に死ぬ思いをした。

その時、

『おい、てめーらいいかげんにしろよ？』

彼女の見た目とは違いドスの効いた低い声に人を殺してしまうのではないかという眼...

正直Dreamメンバー達も凍りつく位。
僕たちの専属マネージャー達でさえも震え上がった。
もちろん彼女達もあまりの怖さに腰を抜かして逃げて行ってしまった。

それから僕は一瞬で彼女の虜になってしまった。

Cl「まさかチソンがね....」
Je「でもさ、Aさん絶対怒らせたらやばいよね...」
Re「ギャップが凄いよね」

彼女は髪の毛はショートで身長は157cmと小さめ。声も女性らしい可愛らしい声なのに怒るとそれとは真逆。

『どうかした？』

Re「あ、いえ！チソンが男になったなぁって話です！！」
Ji「え！ちょっとヒョン！」

『？？それよりも皆ジェミン君とヘチャン君のインタビュー終わったから次の現場移動するよー、支度してね、』

結局Aさんに話しかけることが出来なかった...てかこのままだと無理。

『チソンくん？』

Ji「え？！は、はい！」

『どうしたの？調子でも悪い？』

僕のこと気にかけてくれるの？
こんな僕に？←

『表情豊かだねー(笑)何かあったらいいなね？』

Ji「はい...あの...Aヌナって呼んでもいいですか...??」

やばいぞやばいぞ？いきなり...

『いいよ、好きなように呼んでくれれば』

少しは踏み出せたのかな...

これから僕たちのマネージャーになってくれるのはまだまだ先の話...

Fin...