ドロップ (ページ26)

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その時テヨンくんが私の事をぎゅっと抱きしめた。

Ty「良かった、、、無事で、、、」

まぁ、、、倉庫に閉じ込めたくらいで死にはしませんよ←

『テヨンくん、、、少し痛い、、、』

ごめん、と言って離すと

『あの、なんで助けてくれたんですか？』

え？っと言いたそうな顔したテヨンくん

『だってこんな私無視することだって出来ましたよね？テヨンくんあんまり私の事よく思っていないみたいですし、そんな私放っておいて仕事出来ましたよね？』

そう、私はずっとテヨンくんによく思われてなかった。他のメンバー達は普通に話しかけて来てくれたりしたけどテヨンくんだけは違った。
声をかけてもか小さい声で返事したり、目を合わそうともしない、他のメンバー達もそれは気づいてて、テヨンくんに注意したこともあったらしいんだけどそれでもテヨンくんは私のことが嫌いみたいで。
でも私はそれで傷ついたわけじゃない。
好き嫌いあるから仕方ないことだと分かりきっていた。

『もう仕事に戻ってください、多忙なのに私ごときで遅れるのは大変です、私もうふつーに歩けるのであとは1人で事務所戻るので、、、』

そう言って立とうとした時

Ty「まって！！」

そう手を引かれる

Ty「俺はAヌナが嫌いなわけじゃないです、、、むしろその逆です、Aヌナが好きです。」

『でも、だって、、、』

Ty「好きだから、、、好きだから素直になれないだけです、、、今まで自分がやってきたことはそう捉えられても仕方ないことだって思ってました、またAヌナを傷つけたって落ち込むことだってありました、、、で俺はAヌナが好きだから！！！」

そっか、、、素直になれなかったのか。

『でも私、、、』

Ty「ヌナ、付き合ってる先輩他にも沢山の女の人と関係持ってますよ。僕見ました」

やっぱりそうか、、、
知ってた、先輩が他の女性と関係を持っていたことくらい。でも私も別れたくなくて我慢して、でもテヨンくんに言われるとグサッとくる、、、。

Ty「ヌナ、今までごめんなさい、今度はちゃんと素直になるから、、、」

そう言われてまたぎゅっと抱きしめられた。

ちゃんと向き合わないとな、、、

Dy「あー、、、出てくるタイミング逃した、、、」

Fin.....