ドロップ (ページ3)

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story2(Ja) ページ3

韓国に移り住んでからもう10年ほど経つ。
普通に学校に通って成績もよくも悪くも無く、そして大学に通って普通の生活をしてきた。
両親の仕事の事情で韓国に移り住んだ。
最初は言葉の壁があってなかなか馴染めずいた。
そんな普通の私が大手の事務所に務めることになった。

特にアイドルには興味ないんだけど両親の会社とも関係していて、でも決してコネで入れるような存在ではないし、両親の仕事に興味があったからこの会社に入ったのだ。

『えっと、4階だっけ？？』

この資料はここに持って行って、とか頭の中で考えていると後ろから声をかけられた

Ja「あの、少し持ちましょうか？」

声をかけてきた男性は息を飲むほど色白で肌も陶器のように美しい、そしてキラキラした瞳、背も高い。

Ja「少し重そうなのでお手伝いしますよ」

『あ、大丈夫です、これ大事な資料なので他の人に持ってもらう訳にはいかないんです』

Ja「そうですか、失礼しました」

Jw「おーい、なにしてるの？」
Ja「ん？なんでもないよ」
Jw「ふーん、いきましょ！マネージャーが呼んでますよ！」
Ja「おぅ、あ、お疲れ様です」

『お疲れ様です、、、』

そう言って彼は去っていった。
マネージャー？
もしかしてアイドル？
知らなかった、、、。
すると

Ja「あ、お名前聞いてもいいですか？」

『え？ぁ、Aっていいます』

Ja「Aさんね、また会おうね」

そう言って本当に行ってしまった。

この時私の胸がなんだかドキドキした。
どうして？なんだろうこの胸のドキドキ、、、
この胸のドキドキが分からないまま私は翌日を迎えた