私が片思いしてる君はすぐ側にいました4【名探偵コナン】

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中は想像通りで勿体ないぐらい広くて地下とは思えない


宝石を守るのに一苦労だな


みんなは既に宝石の周りに集まっていた




リシ｢見えるかい？｣


海里『大丈夫』


見えない

別に意地を張っているわけではない

こいつにあまえたくないだけだ


仕方ない


私はキッドに目で訴える、が一瞬目があうが眉を寄せ逸らされた

｢俺は忙しいんだ｣ということか？


なんだよどうでもいいときに散々抱っこしておいて

私はわざとらしく頬を膨らませあいつには頼らないことを誓った


そんなことがあったなんて知らないコナンくんは
照れくさそうに蘭ちゃんの腕にぶら下がっている

彼女に抱っこされる状況なのになんなのその表情

ずるいな

私は初めてコナンくんに殺意が芽生えた
少しだけね


その一部始終を見ていたリシさんはやれやれという感じで私の脇に手を伸ばす


不覚にも私はむくれながらも彼に手を伸ばしてしまった

ほんとにベルトに宝石が埋まってる

本物の宝石ってほんとに綺麗なんだね
眩しくて失明しそう




リシ｢まったく…かわいいですね｣


海里『いまののどこでそう思ったの』

ただ私がいじめられただけじゃない勝手に

ていうかこの人抱っこ下手くそだな
居心地が悪い
手に力が入りすぎているのかな


リシ｢僕への警戒心はいつ解けるのかな？｣

海里『警戒してないもん』

リシ｢｣


キッド｢僕も微力ながら警護に協力させてください｣

レオン｢ありがとう｣

レオンさんとキッドは固く握手を交わした


おっちゃんよりも目立ってるあいつはなんなの

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