マジ尊い ページ10
お願いします！虹よ、出ていてください！
できれば、はっきり見えているのがいいな！
心の中で祈っていると、青空にキレイな虹が出た。
ナイス！神様！
隣にいる焦凍くんに笑いかける。
｢ほらみて、あのにじ！キレイだね！｣
｢うん。かわいい｣
んん？？
虹だよね？虹に言ってるんだよね？
何で私の方を向いて言ったのかな？
お姉さん、すごい不思議ー。
｢ここに居たのね、A。そろそろ帰るわよ｣
｢あ、ママン｣
まったくもう。と言いながら軽く頭を叩かれる。
ごめんなさーい。
ママンには逆らえないから、そろそろ帰らないと……。
｢ばいばい、しょうとくん｣
｢……じゃあね｣
ばいばいと言った瞬間にすごい悲しそうな顔をする焦凍くん。
その顔やめてぇぇえええ！！すごい帰りづらいじゃん！！
｢え、えっと｣
帰れない状態であたふたしていると焦凍くんが手を伸ばしてきた。
な、何でしょうか？
｢あげる｣
ん。と言われ渡されたのは焦凍くんの個性で作ったであろう、氷の指輪だった。
すごい、キレイだなぁ。
中身がおばさんだというのに、思わず目をキラキラさせてしまう。
｢いいの？｣
｢……ぼくたち、ともだちだから｣
顔を赤らめて言う焦凍くん。マジ尊い。
｢ありがとう！すごいうれしい！｣
私しもお礼に何か送りたいけど、焦凍くんみたいにすごいのは渡せないからなぁ。
………近くにあるお花でいいか！
焦凍くんも指輪くれたし、私も指輪でいいよね。
シロツメクサを1本拝借し、花指輪を作る。
｢はい、どうぞ！｣
｢あり、がとう……｣
すごい嬉しいと言いながら、へへっと笑う焦凍くん。
ン"ン"ン"ン"ン"ン"ン"ン"！！マジ尊い！！
｢ほら、帰るわよ｣
今にも鼻血を出しそうな私を引っ張っていくママン。
ありがとう、ママン。
｢ばいばい！｣
｢ばいばい｣
今度は悲しそうな顔をしないで手を降ってくれたので、少し安心した。
(ママン！ママン！)
(どうしたの？)
(しょうとくんからもらったゆびわがとけてる！)
(そりゃそうでしょ。氷なんだから)
(はやくかえってぇぇえええ！！)
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たみ - 面白いです！更新、続けて下さい！ (2018年9月16日 0時) (
レス) id: 75ee66b86b (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - すみません、外人という言い方はあまり良くない言い方です、部外者なのに申し訳ありません… (2018年9月7日 16時) (レス) id: 76a16466ae (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - わたみずさん» 出てくるキャラを可愛く書けるようがんばります！ありがとうございました！ (2018年1月12日 22時) (レス) id: 2e2c9bc3fd (このIDを非表示/違反報告)
わたみず(プロフ) - んﾞっ...！轟可愛すぎかよっ！ 更新頑張ってください！ (2018年1月11日 21時) (レス) id: f57990a05b (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 赤井司(�洩襦��瑛�)さん» ありがとうございます！これからも更新を頑張っていきます！ (2018年1月5日 22時) (レス) id: 5e87750b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジン | 作成日時：2017年12月30日 23時
