心の内 ページ38
何も考えず、さらっと言ってしまった言葉に気付いてしまった颯太くん。
私も言ってからはっと気付いた。
颯「え？寝てなかったの？」
『うーん、夏バテ的な？』
かなり苦しい言い訳。
颯「夏バテって寝れなくなるの？」
『、、わかんない』
颯「病院行ったほうがいいんじゃない？今から一緒に行こう！」
颯太くんは私を病院に連れて行く気満々だった。
でも病院行ったらきっとお医者さんに仮病だって思われちゃうし、特になんにもないのに颯太くんに迷惑かけられない。
『あ、あの、私は大丈夫だから！病院はいいよ』
颯「ほんとに？僕に遠慮しなくていいんだよ」
『うん、、ちょっと精神的にきつかっただけだから』
颯「ええっ？！じゃあ精神科行く？」
『いや、病院はいいの笑 そんなに重症じゃないから』
そう言うと、ベッドに座ってた私の横に颯太くんが座った。
颯「あの、僕のこと、頼ってください」
『え、、』
颯「Aちゃんよりも年下で、頼りないかもしれないけど、、だけど、一番長い付き合いだし、そ の、、何かできることないかなって、幼馴染として！」
俯きつつも、真剣な眼差しで伝えてくれた颯太くん。
恋愛に関しては、あまり友達にも言わないタイプの私。
華那には話すけど、心の内全部を明かしてる訳じゃない。
ただ、事実を話して、それに対する自分の感情はノーコメント。
だけど、真面目な颯太くんになら、話せる気がした。
颯「一人で抱え込むのも辛いと思うよ、、話せば少しは楽になるかもしれないし、」
誰とは言わなければ、バレることはないよね。
颯「、話とか聞くくらいなら、僕にもできるし、気晴らしにタピオカ行くとか、誘ってくれれば、、 あ、無理して僕に話さなくていいよ！」
『じゃあ、颯太くんに話してもいい？』
事実の全てを話す訳じゃないけど、少しだけ、話してみることにした。
『私ね、好きな人がいるの』
颯「、うん」
『でもその人には好きな人がいるの』
颯「その人と好きな人は付き合ってるの？」
『うん』
颯「、そうなんだ」
『この前ね、その人に告白したの。そしたらもちろん振られて、拒絶されたみたいになって、会え なくなっちゃって、この2週間はなんにも手につかなかった』
颯「、、、」
『ごめんね！こんなこと話されても困るよね、』
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かなやん(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます！！これからもキュンキュンさせちゃいますよっ！笑 (2019年9月10日 23時) (
レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - ひまわりさん» 嬉しいですううううう！！！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - キュン死しました (2019年9月8日 2時) (レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 続きが気になって本当に読んでて楽しいです！ (2019年9月7日 18時) (レス) id: f8b1863b7c (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - ひまわりさん» ほんとにほんとにありがとうございますううう！！！そういっていただけて、かなり嬉しいです！！！ (2019年9月3日 23時) (レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなやん | 作成日時：2019年7月27日 13時
