睡眠不足 ページ37
待てよ、、僕が今更気付いた新事実、、
今日は、看病という名の口実で、Aちゃんといっしょにいられるんじゃ、、？
いきなり舞い込んできた幸せなニュースに、頬が緩む。
でも、Aちゃんはきつそうだったし、こんなこと考えてるなんていけないいけない！
なんとか自分を立て直して、コンビニから戻った。
颯「Aちゃーん、帰ってきたよー。大丈夫ですかー」
寝室のドアを開けるも、Aちゃんはすでに爆睡だった。
疲れが溜まってたのかな、。
明日の仕事は午後からだし、朝まではここにいられる。
どうせ鍵がないから帰れないんだけどね。
することがないし、僕も寝ようと思って、床に座ってベッドにもたれかかった。
あれからどのくらいたったか分からないけど、気が付いた時にはすでに、朝になってた。
そういえば、Aちゃんは？！
振り返るとまだAちゃんは寝てたんだけど、、
颯「ちょっ、、」
見てはいけないようなものを見てしまい、思わず目をそらした。
暑かったからなのか、服を脱いでいて、下着だけになってたAちゃん。
なで肩だから、肩のひもがずれてて、かなり危険な状態になってた。
やばい、やばすぎる、見えてしまう、、。
そばにあった布団をかけようと近づいた時、Aちゃんが起きた。
『ん〜、』
寝たふりしようとしたけど、さすがに間に合わない。
『え？！そ、颯太くんごめん！！昨日帰れなかったよね？！仕事大丈夫じゃないよね？！』
颯「あ、仕事は午後からだから大丈夫！それよりおはよう、Aちゃんこそ大丈夫なの？」
『おはよう、昨日よりはだいぶ楽だよ』
颯「よかった」
『、、って、、』
やっと今の状況に気づいたのか、がばっと立ち上がったAちゃん。
『ごめん、、昨日暑すぎて無意識に脱いでた、、』
颯「こっちこそ、視界に入っちゃって、、ごめん、」
『はぁぁ〜、私だめだあ〜。朝からこんな醜態さらして、迷惑かけて、、。ほんとにごめん！』
颯「僕のことは気にしないで！疲れが溜まってたんでしょ」
『、颯太くんはやさしいね、』
上目遣いでそのセリフはずるいよ。
颯「でも熱中症じゃなくてよかったよ」
『、やっぱ人間たるもの、ご飯と睡眠は大事だね〜』
颯「え？寝てなかったの？」
Aちゃんがさりげなく言ったことが引っ掛かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 250人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなやん(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます！！これからもキュンキュンさせちゃいますよっ！笑 (2019年9月10日 23時) (
レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - ひまわりさん» 嬉しいですううううう！！！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - キュン死しました (2019年9月8日 2時) (レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 続きが気になって本当に読んでて楽しいです！ (2019年9月7日 18時) (レス) id: f8b1863b7c (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - ひまわりさん» ほんとにほんとにありがとうございますううう！！！そういっていただけて、かなり嬉しいです！！！ (2019年9月3日 23時) (レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かなやん | 作成日時：2019年7月27日 13時
