熱 ページ36
颯「あの、Aちゃんちゃんと食べてる？」
『え、、なんで？』
颯「いや、こんなこと女の子に言うのもあれなんだけど、なんか前より細くなったというか、、あ、 別にAちゃんが太ってたとかそういう意味ではなく、、」
『あー、ちょっと夏バテ的な？』
颯「、そうなんだ」
『、、、』
ほらやっぱり、元気ないんじゃん、、
颯「あ、落とし物渡すの忘れてた！はい、これ」
『ありがとう』
颯「あと、この前はごめんなさい。ちゃんと謝ってなくてごめん」
『、いいよ、もう気にしてないよ、、私の方こそごめん』
「気にしてない」、その言葉が少し寂しい。
颯「だけど、僕は今まで通り、幼馴染として仲良くしてほしい、です」
『うん、またご飯行こうね、』
颯「ありがとう」
嘘だ、幼馴染のままでいいなんて。
颯「そういえば、華那さんめっちゃ心配してたからさ、連絡取りなよ」
『うん』
颯「、、僕も、2週間LINE未読だったから、心配で、、Aちゃんって結構返信早いからさ、」
『うん』
颯「、、なんかあった？」
『んー、、ちょっと、』
声が小さくて、聞こえなかった。
颯「ん？」
『、なんかクラクラする、、水持ってくる、、』
そう言って立ち上がったその時、
Aちゃんが倒れた。
颯「えっ？！Aちゃんっ！！」
おでこに手を当ててみたら、熱がありそうだった。
意識はあるみたいでよかったけど、、。
とりあえず、ベッドまで運ばないと！！
颯「Aちゃん！僕に掴まってて！！」
『んー、、ごめん、ね、』
Aちゃんをベッドまでお姫様だっこで連れて行き、また水を持って戻った。
戻った時には、ぐったりしていたAちゃん。
颯「大丈夫？！暑い？寒い？」
『だいじょぶ、』
何かできることはないかと探していると、Aちゃんのお腹が鳴った。
颯「、なんか買ってくるね」
『ありがと』
颯「何がいいですか」
『あんぱんでお願いします。あとアイスとタピオカ、』
颯「ダッシュで行ってきます！」
こんな時でもタピオカは外さないらしい。
あんぱんは確か、Aちゃんの大好物で、今でも好きなんだなあとか思った。
そんなとこが、かわいくてかわいくてしょうがない。
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かなやん(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます！！これからもキュンキュンさせちゃいますよっ！笑 (2019年9月10日 23時) (
レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - ひまわりさん» 嬉しいですううううう！！！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - キュン死しました (2019年9月8日 2時) (レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 続きが気になって本当に読んでて楽しいです！ (2019年9月7日 18時) (レス) id: f8b1863b7c (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - ひまわりさん» ほんとにほんとにありがとうございますううう！！！そういっていただけて、かなり嬉しいです！！！ (2019年9月3日 23時) (レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなやん | 作成日時：2019年7月27日 13時
