行方不明 ページ34
颯太side
今日もAちゃんからの返信がないまま、一日が終わった。
仕事終わりにアメコに寄って、コーヒー片手に店を出た時、すれ違った人に話かけられた。
「あの、中島颯太くんですか？」
颯「はい、そうです」
「私、花田Aの友達の、石原華那っていいます」
颯「あっ！そういえばAちゃんから聞いてました。親友の華那さんのこと。大樹くんの大ファ ンって」
華「そうです笑 私も颯太くんのことは、Aから聞いてます。幼馴染だって」
颯「そうなんですね。それにしてもすごい偶然ですね、こんなとこで会うって」
華「私、アメコ通ってます！あ、それより聞きたいことあって、、この後時間大丈夫ですか？」
僕と華那さんはアメコのカウンター席に座った。
華「最近、Aと連絡が取れないんです。颯太くん、最近Aと親しくしてたから何か知ってる かなあって思ってたんですけど、何か心当たりないですか？」
颯「、、僕もそれ思ってたんです。確か2週間前くらいから急にLINEが返ってこなくなって、心配して て、、」
華「そうなんですよね、、2週間も未読になってるからちょっと怖くて、電話も出ないし、家に行って みようと思ったんですけど、あの人仕事好きだから帰るの遅いし、夜はたまに家にいないし、私 も私でなかなか時間つくれなくて、、」
颯「Aちゃん、彼氏いるんですか？！」
「夜はたまに家にいない」という華那さんの言葉に過剰に反応してしまった。
すると、華那さんはちょっと慌てたようなそぶりを見せた気がした。
華「え、いやぁ、まあ、そんな感じ〜かな？あ、でも私も詳しいことはよく知らないけどね！」
颯「じゃあ、その彼氏さんが何か知ってるんじゃないですか？それか、その人と何かあったとか」
華「うーん、、私にはよくわかんないです」
華那さんがなんとなく言葉を濁す感じから、どうやらAちゃんには付き合ってる人がいるらしい。
でもそんなことよりも、今はAちゃんが心配で、案外僕は冷静だった。
あと一つ考えることは、華那さんがどれだけ僕のことを知ってるかということだった。
Aちゃんが夏祭りのこととか、全てを華那さんに話してるかなんて分かんないけど。
颯「そういえば僕、Aちゃんの落とし物を預かってて、今から届けに行きたいので、家を教えて ほしいです。」
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かなやん(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます！！これからもキュンキュンさせちゃいますよっ！笑 (2019年9月10日 23時) (
レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - ひまわりさん» 嬉しいですううううう！！！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - キュン死しました (2019年9月8日 2時) (レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 続きが気になって本当に読んでて楽しいです！ (2019年9月7日 18時) (レス) id: f8b1863b7c (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - ひまわりさん» ほんとにほんとにありがとうございますううう！！！そういっていただけて、かなり嬉しいです！！！ (2019年9月3日 23時) (レス) id: 6be4483183 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなやん | 作成日時：2019年7月27日 13時
