【暗殺教室】記憶の無い少年は。【黒バス】

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パチッ

貴「ﾊﾞｻｯ)学校……？」

殺「起きましたか？」

貴「殺せんせー……。」

そっか。

あの時、倒れたのか。

貴「ハハッ。弱くなったなぁ。俺も。」

殺「そんな事ありませんよ。」

貴「そんな事あるよ。俺は弱かった。

それは今も……。

殺せんせー、さっき俺に言ったことは

全部、正解だよ。」

殺「…………。」

貴「だからさぁ。教えてよ。

俺の何がダメなの？

暗殺者って言ったから？

このクラスはそれだけで離れてくの？

イリーナ・イェラビッチも一緒なのに？

どうして俺だけ？

なぁ、教えてくれよ！」

ガタッ

俺は殺せんせーにしがみつく。

貴「なぁ！俺の、俺の何が悪い!?

俺は駄目なのか!?

俺は、誰にもっ！必要とされないのかっ!?」

殺「…………。」

貴「おい！黙ってないで答えてくれよっ!!

なぁ、先生だろ!?

なぁ!!頼むよ!!殺せんせー!!

頼むからっ、俺を必要としてくれよ……っ。」

殺「…………Aくん。」

貴「ﾋｯｸﾋｯｸ)んだよ、これ……っ！

な、んで、泣いてんだよっ、俺はっ！」

殺「Aくん。」

ギュッ

貴「せんっせっ。」

殺「誰もAくんを必要としてない訳、ないじゃないですか。

みんな、自分と少しちがう人が来たから驚いただけです。

今は、仲良くなりたいって思ってます。

だから、自分を過小評価しないでください。」

貴「殺せっんせ。俺は、みっなと、仲良く、出来ますか？」

殺「はい。勿論です。」

貴「そ、か……。

俺、仲間なんて要らないって思ってたのに。

あんたのせいで考えが崩れちゃったよ。(ﾆｺｯ」

殺「えぇ！皆さんで私を殺 しに来てください。

その時はA君も。一緒に。」

貴「はい。殺せんせー。

必ず、貴方を殺 しに行きます！」

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