もぉ、無理やっ...∞Part5 (ページ10)

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錦戸side

横「……ﾊｧｯ…」

横山くんを家まで送るのに村上くんと2人、付いていく

車で隣に座る横山くん
その顔は汗びっしょりで目は虚ろやった。

もしかして…熱出てる？

錦「…村上くん、横山くん熱あるよなぁ？」

村「ん？あーホンマか」ﾅﾃﾞ

横「…さ、触んなっ、」

村「アホ、そんなん言うとる場合ちゃうやろ」

錦「…ごめんね、横山くん…」

横「…ﾊｧｯ…せやから、気負うな、って…」

村「あ、そこのコンビニ寄ってくれへん？」

ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「はい！」

コンビニに着くとバタバタと買いもんに行った村上くん

するとそれを目で追った横山くんは
村上くんの姿が見えなくなると俺にクタッと寄りかかった

錦「横山くん？」

横「ごめ…ヒナにだけはっ、」

錦「え？」

横「…ﾊｧｯ…意地、かなっ…笑」

村「…俺に意地張ってどうすんの。」

錦「村上くん!?」

村「財布取りに来ただけや、また行く。」

横「…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…」

村「……アホ。」ﾊﾞﾝｯ

そう一言つぶやくと思っきりドアを閉めた

…2人にしかわからない、何かがあるんやろうな。

それ以上深入りせぇへん、てかしたくない。笑

横「…どっくん…ﾊｧｯ…ホンマに無事で、よかった、」

錦「ううん、横山くんありがとうな、」

村「ほら、冷えピタ替えるで」

横山くんの家に帰るとずっとこの調子
無事でよかったって、

なんやおじいちゃんみたいや。笑

横山くん、今日はホンマにありがとう。

はよ、熱下がって怪我もよくなるとええな！

END

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