もぉ、無理やっ...∞Part5 (ページ42)

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渋谷side

“だ…か！…て！おき…！”

…誰やねんっ、なんてや？

“…きてっ…だれかっ！…起きてやっ！”

渋「えっ!?」ｶﾞﾊﾞｯ

誰かの叫び声で目が覚めた。

きてって、ヨコか!?

寝てるやつらを起こさないよう
そーっと、声のする方へ

渋「ヨコ？ヒナ？」ｶﾞﾗｯ

横「すばるっ、袋とタオル持ってきて！」

渋「へ？…ってヒナ！」

部屋のドアを開けると目に飛び込んできたのは

苦しそうに吐いてるヒナと
その背中を摩ってあげてるヨコがいた。

慌てて袋とタオルと洗面器とかいろいろ持ってくる

だいぶ戻してもうたみたいやな…

渋「ヨコ、代わるから着替えてきぃや」

横「おん、」

渋「ヒナ～まだ吐くか？」ｻｽｻｽ

村「…ｸﾞｽｯ…うっ…」

渋「おお、ほらこっち、洗面器や」

村「…うぅ、おえっ、げぇっ…ｸﾞｽｯ…」

渋「ん～、しんどいな…」

村「…んっ、いい…ｸﾞｽｯ…」

渋「もうええ？」

村「…ｸﾞｽｯ…んっ、」ｺｸﾝｯ

そう言って洗面器を押しやるヒナ

ちょ、汚れてへんところまで汚れるやん！

とりあえず軽く拭いてやって
持ってきた服に着替えさせる。

まぁ、ヒナはされるがままやったけど

吐いたらしんどくなったのか

無事やった所にゴロンってすぐ横になった

もっかい熱測っとくか。

体温計をヒナの脇に入れ、周りを片す

横「どう？」ｶﾞﾗｯ

渋「お、シャワー浴びたん？」

横「おん、ついでに」

村「…んぅ…よこぉっ…ｸﾞｽｯ…」

横「俺？」

村「…ﾋｯ…ｸﾞｽｯ…しんどいっ…」

横「せやなぁ、もう少し我慢やで」ﾖｼﾖｼ

ヨコに抱きつくヒナ
それを受け入れるヨコ

…こんなのめったに見れへんで…笑

アカン、顔ニヤける

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