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渋谷side
横「落ち着いた?布団持ってくな?」
村「…っ、アカンっ!」ギュッ
横「えっ、なんでや」
渋「ヒナ、俺らしかおらへんから…大丈夫やで」
村「…グスッ…ヒッ…」
汗でべったりの頭を撫でると
布団を握りしめた手を離してくれた。
ヨコが布団を捲ると、吐瀉物とは違う湿り方
あー…やっぱりな。
通りでモジモジしてたわけや
横「あ…間に合わへんかった…?」
村「…情けない…グスッ…」
横「ほら、熱高いんやし、仕方ないわ」
村「…でもっ、」
渋「とりあえずシャワー行こか」
まだ動けへんヒナを両方から支え、
(ほぼヨコが支えとるんやけど…)
風呂場に向かう。
マルたちも何となくわかったみたいやな、
シャワーから出ると
いろいろ必要なもんを揃えてくれてた。
村「…ごめんっ、ごめん…」
安「謝らんでええんよ、具合悪いんやから」
錦「しんどいんちゃう?横になりぃや」
村「…大丈夫…ハァッ…」
丸「大丈夫ちゃうやろ〜」ポンポン
村「…や、…ハァッ…迷惑っ…ハァッ…なるっ、ハァッ…」
渋「ちょ、ヒナ?」
村「…ハァッハァッ…ゲホッゲホッ…ハァッ…」
横「おい、ゆっくり息吸え、」
村「…ハァッハァッ…グスッ…ハァッ…ハァッ…」
横「…スー…ハァー…ほら一緒に、」
村「…ハァッ…ハァッ…んんっ、グスッ…ハァッハァッ…」
過呼吸おこしてもうたか…
こない弱々しいヒナ久しぶりやないか?
なにがストレスになってんや?
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作者名:心奏 | 作成日時:2016年5月7日 15時