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ヒナちゃんごめんな？ ページ31
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村上side
その日、朝から調子がいまいちやった。
＿＿＿＿ｼﾞﾘﾘﾘﾘ !!!
いつもなら目覚まし時計が鳴る前に起きてまうのに
今日は違った。
携帯を見ると、数回目のスヌーズ機能
…あれ、俺…
やばいっ！時間っ！
そう思うて勢いよく起き上がると
ぐわんって歪む、見慣れた景色。
…なん、やこれ…
立ったのはええけどなんかしんどくて
あぁ、俺、具合悪いんやって思わされた
せやけど仕事は仕事。
まだ遅刻やないから大丈夫、
とりあえず着替えて朝ごはんもろくに食べず
マネージャーの待つ車に乗り込んだ
あー…しんどい…
ここまでしんどいと思うん久しぶりやわ…
さすがにヨコに言うた方がええな…
なんて考えながら楽屋に入る。
村「(ｶﾞﾁｬｯ)おはよ…」
横「おまっ！遅いねん！」
村「えっ？」
横「メール、送ったやろ！」
ドアを開けた瞬間
ヨコが俺の顔みて「遅い」と怒鳴った。
慌ててケータイを開くと1件のメール
村「……ほんまや…気づかへんかった…」
横「ﾊｧｰ…なんなんおまえ…」
村「…で、どないしたん？」
渋「亮や、亮。」
村「亮…？」
錦「…うぅ〜ん…」
安「熱、出たみたいで…」
大「さっき測ったら37.2やってん」
村「そ、うなんや…」
参ったわ…言えへんやん…
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作者名：心奏 | 作成日時：2016年5月7日 15時
