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あれから、邪魔にならへんソファーに座ってるんやけど
安「亮〜よしよし、泣いたらアカンよ？」
錦「しんどいよぉ…。」
丸「でも、熱下がってきてるで？」
渋「もうちょいや、頑張れ。」
あぁ、いいなぁ…亮ちゃん。
みんな付きっきりで看病してる…
なんか僕、熱上がってきたみたい…
寂しいよぉ…僕、寂しいよぉ…
みんな、気づいてｯｯ…
なんて…気づいてくれへんよな。
もう嫌やｯｯ…
屋上、行ったって誰も来てくれへんよな。
大「……ｸﾞｽｯ…」ﾊﾞﾀﾝｯｯ
勢いで楽屋出てもうた。
あ、上着…忘れた。
も、ええか。風邪ひいてるもん。
大「(ｶﾞﾁｬ)…さむｯｯ!!…」
やっぱり、屋上さむいなぁ…
風がﾋﾞｭｰﾋﾞｭｰ言うぐらいふいてた。
しばらく、立ってたんやけど。
フラフラしてきて、
ついにそこにあったベンチに倒れるように座ってしまった。
しんどいよ…僕、ここで死んじゃうのかな？
凍え死んじゃうよｯｯ…
その時やった、ﾊﾞﾝｯて屋上の扉が開いた。
ふと見ると、横山くんが息を切らして立ってた。
横「…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…居ったｯｯ…」
大「…よこやま…くん…？どうしたん…？
亮ちゃん、ええの？」
横「アホｯｯ…お前、探しにきてん。」
大「…なん…で…？」
横「泣いてたからや。なんで泣いてたんや？」
大「…ｯｯ…」
横山くんのその優しさに
熱で潤んでた目から涙がポロポロ落ちる。
横「ん？大丈夫や、言うてみ？」
大「…ｸﾞｽｯ…僕、熱あんねんｯｯ…」
横「はぁ!?うそやろｯｯ!!ちょ、デコだせ。」
ピタって手をおデコにつけられる、
めっちゃ気持ちいい…
もう、甘えてもええですか…？
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作者名：心奏 | 作成日時：2015年1月19日 3時
