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大倉side
次の日、亮ちゃんがお見舞いに来てくれた。
錦「大倉！お見舞いにきたで！」
大「亮ちゃん！ありがとう！」
錦「これ、慌てて買ったから…。」
大「え、これ俺が飲みたかったやつ!!」
錦「おん、知ってたで。笑」
うわぁー！嬉しい！
これ俺がな、飲みたかったジュースやねん！
さすが亮ちゃんやな、
人が喜ぶことするわぁー！
大量にあるジュースを
何も考えずに飲みたいだけのんだ。
ほんまアホやな、
こんなんなるってわかっとったはずやのに…。
それはやっぱ１時間くらいたった頃やった。
大「…んｯｯ…」
錦「それでな、村上くんが突っ込んでん。笑」
大「そ、そうなんやｯｯ…」
錦「大倉？どうしたん？」
大「えっと…いや、なんでも、ないｯｯ…」
錦「…ならええわ。んでな！すばるくんが…」
うぅｯｯ…トイレ行きたいんやけど…
亮ちゃんの話遮られへん。
しかも、おむつのこと言うてへんしｯｯ…
大「…んんｯｯ…あｯｯ…」ｷﾞｭｳ
錦「…おまえ、トイレなん？」
もう限界やから、思いっきり首を縦に振る。
亮ちゃんは慌てて、
俺の手を引っ張ったけど…
大「…んぁｯｯ…ﾊｱｧｯｯ…」ｼｭｯｰｰｰｰｰｰ…
錦「あぁ、間に合わへんかった…って、あれ？」
大「…亮ちゃん、ごめん。
俺、おむつ、つけてんねん…。」
錦「…………」
あぁ…引いたよな？
嫌われたかな…？
錦「もぉ〜、はよ言ってや。慌てたやんけ。笑」
大「嫌いにならへんの…？」
錦「え、なんで嫌いになるん？笑」
大「やって…。」
錦「そんなことええから、気持ち悪いやろ？替えよ？」
そう言った亮ちゃんに唖然とし
されるがままになってしもうた。
それから俺は歩けるようになるまでの間
ずっとおむつ、つけてたんやけど
毎回、ヤスと亮ちゃんが替えてくれた。
ほんまに二人ともありがとな。
思いがけない怪我やったけど
なんか助かったわ。
これからもよろしくな？
END
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作者名：心奏 | 作成日時：2015年1月19日 3時
