５話*学校* ページ7
大石「よっと!」
おれは…
お姫様抱っこをされた。
A「ちょ、離せよ」
俺はこのまま落とされると困るのでそう言った。
大石「そのケガで帰るのは無理だよ。学校で手当て受けて」
そう言い大石は歩き出した。
菊丸「さっすがー☆」
菊丸も納得したようでついてきた。
やべ。ちょっと包帯も向こうの世界に置いてきたようだ。
出血が止まらなくなる。
菊丸「走るよっ!」
菊丸はそう言うと走り出す。
大石も出血を見たようで走り出す。
A「ちょ、下ろしてッ!」
俺は慌てて言った。
学校なんかに迷惑になるのは嫌だ。
大石「怪我してる人をほって置けないからね」
そう言い走っているとすぐに学校に着いた。
A「青春学園…。」
俺が行っていた学校とは全く違った。
でも多分ここに通う事になるだろう。
俺は大石に下ろされてベンチに座った。
大石が先生を呼びに行った。
俺はそんなことはしなくていいと言ったが止められなかった。
やがて先生らしき人が来た。
「なんだいその足ッ!」
名を聞くと竜崎先生と言うらしい。
竜崎先生が足をめくり驚いた声を出した。
竜崎「これは… 何で切られたんだい…。 これ…カッターナイフじゃないか!」
そういい傷の中からカッターナイフのナイフ部分を取り出した。
多分残りが少なくて取れたんだろう。
そんなに長くはない。
竜崎「これ、自分でつけたものじゃないね。誰にやられたんだい」
大石と菊丸が驚いた顔をしている。
A「誰でもいい。どうせ皆俺を傷つけるんだろ。誰でも一緒だ。お前たちも…
お前たちもどうせ俺を傷つけるんだろう。少し優しくしとけば後で呼び出しやすいってか。」
俺は一気にしゃべった。
多分俺に表情はない。
表情は言葉と同じぐらいのときに無くした。
俺の冷たい声に大石と菊丸は吃驚したような顔をしていた。
ばれたから吃驚してんのか。
そうだよな。
分かってた。
俺に優しくする奴なんて居ないって。
皆が沈黙する。
竜崎先生が最初に口を開いた
竜崎「何があったのかは知らないが病院に行くよ! 出血の量が多すぎる…。」
俺は改めて足を見た。
包帯があればこれ位どってことないんだけどなぁ。
A「包帯頂戴。これ位自分で出来る」
俺はそう言うと自分で足を手当てした。
ついでに他の切られたところも消毒しようと長袖の袖をめくる。
皆が息をのむのがよく分かった。
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魔法人(プロフ) - わかりました！ ありがとうございます！！ (2015年6月25日 23時) (
レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - 魔法人さん» 只今確認してきました、矛盾申し訳ありません。ﾏﾈｰｼﾞｬｰは夢主と同じ年齢という設定になっておりますので、3年生が正解となります。申し訳ないです!! (2015年6月25日 21時) (レス) id: 147be326d2 (このIDを非表示/違反報告)
魔法人(プロフ) - あのこれってどっちが正しいんですか？ 20話のマネージャーの学年が１年になってるのに人物紹介の時は学年が3年生になっててどっちが正しいんですか？ (2015年6月25日 1時) (レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 雪比奈loveさん» 了解です('◇')ゞ コメありがとうございます(>_<) (2013年8月5日 16時) (レス) id: c7e9827f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなで | 作成日時：2013年7月29日 18時
