38話*ビデオ* ページ42
―――――――――――――――――
どうしたら良い？
―――何ガ
どうしたら皆が仲間割れしない？
―――オ前ハドウシタイ
皆に仲良くして欲しい。例え俺が…悪役になっても
―――ソレガオ前ノ答エカ
そう。俺には何も要らない。ただ、皆が仲良くしている所を見たい
―――何故、ソウ思ウ
皆が大好きだから
―――ナラサッキオ前ガ言ッタダロウ
俺が…悪役になる。
―――ソウダ
――――――――――――――――
俺は夢から目覚めた。
何だ、今の。
俺が…悪役に。
それで、皆が普通に暮らせるのか？
そっか。そうだったんだ。
＊〜朝練〜＊
部室に行くと皆が集まっていた。
俺が入ると皆がこっちを向いた。
…次は何。
手塚「A…」
その声には震えが混じっていた。
信じられない、と言った思いと怒り、そして悲しみがあった。
手塚。さようならだな。
さて。なにがあった？
桃城「…やっぱサイテーっすね」
不二「まさかそこまでとはね」
大石「失望したよ」
不二も大石も、昨日まで仲間だったのになぁ。
ま、どーせそんなもんだとは思ってたけど。
すると乾が俺の前に立った。
乾が差し出しているのは…カメラ？
ビデオだ。何だ？
そこには…里穂と…俺…？ いや。違う。俺によく似た人。…誰だ？
俺と瓜二つだ。
―――
里穂「もうやめてよっ!」
A「何で」
里穂「何でそんなことするの!」
A「ウゼーんだよ」
そう言い俺が里穂に熱湯をかぶせている。
――――――
そのビデオは3分ぐらいのモノだった。
里穂を見ると腕にすごい火傷をしていた。
…自演乙だな
俺がそう思っていると越前が前に出てきた。
・
越前「A先輩…信じてたのに」
・
俺が…1番聞きたくなかった言葉だ。
A「信じてた!? 信じてたならこんなモンに騙されんなよ!
どうせ最初から信じて無かったんだろ!信じてた!? 偉そうな口きくんじゃねーよ!」
俺は思いっきり言うと部室を飛び出した。
菊丸「Aっ!」
菊丸が追いかけてきた。
菊丸「気分転換にテニスしよーぜ!」
菊丸は俺に笑いかけた。
A「あぁ」
それから俺れらは本鈴が鳴るまでテニスをし続けた。
皆はすでに教室に行っていた。
菊丸も教室に行こうとするのを俺は呼び留めた。
・
・
A「菊丸…話がある。このまま…屋上に行っていいか」
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魔法人(プロフ) - わかりました！ ありがとうございます！！ (2015年6月25日 23時) (
レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - 魔法人さん» 只今確認してきました、矛盾申し訳ありません。ﾏﾈｰｼﾞｬｰは夢主と同じ年齢という設定になっておりますので、3年生が正解となります。申し訳ないです!! (2015年6月25日 21時) (レス) id: 147be326d2 (このIDを非表示/違反報告)
魔法人(プロフ) - あのこれってどっちが正しいんですか？ 20話のマネージャーの学年が１年になってるのに人物紹介の時は学年が3年生になっててどっちが正しいんですか？ (2015年6月25日 1時) (レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 雪比奈loveさん» 了解です('◇')ゞ コメありがとうございます(>_<) (2013年8月5日 16時) (レス) id: c7e9827f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなで | 作成日時：2013年7月29日 18時
