37話*仲間* ページ41
俺の、せい？
俺のせいで仲の良い二人がにらみ合ってる？
嫌だ。
二人のそんな所、見たくない。
それならいっそ、菊丸もあっち側に行ってほしい。
俺の事はどうでもいいから。
大石と仲良くして居て欲しい。
そう思っていると不二が不意に口を開いた
不二「ごめん。Aちゃん」
不二の目に俺は写っていなかった
そっか。不二まで。
菊丸「不二まで何言ってんだよっ!Aが、そんなことすると思ってんのかよ!」
菊丸。
ありがと。でも、これ以上テニス部で揉めて欲しくないよ
越前「英二先輩の言うとおりっすよ」
越前まで。
ごめん。
そんなに優しくされたら…
俺、無理やり向こう側に行かすことなんて出来ないよ…。
桃城「越前まで! 何だよテメェ!」
桃城が越前に手を振り上げる。
俺は知らない間に叫んでいた
A「やめろっ!」
桃城は俺を睨んだ。
その時、ずっと見ていた手塚が口を開いた。
手塚「桃城、グラウンド10周。その他は練習に戻れ」
何人かが言い返そうとしたが手塚が睨んで何も言い返せなかった。
俺、菊丸、越前、里穂は最後まで残っていた。
手塚「里穂、痛むか」
手塚が聞くと里穂は思い出したように痛そうな顔になる。
里穂「すっごい痛い…!」
わざとらし。
手塚「なら保健室に行って来い」
里穂は驚いた顔をした後、悔しそうに去って行った。
手塚「越前、大丈夫か」
さっき殴られそうになってた奴の事。
越前「問題ないっす」
越前には当たってなかったから良かった。
菊丸「何だよぃ、大石や不二まで…」
菊丸は悔しそうに唇をかむ。
手塚「Aと一緒に居たのがダメだったのだろう。」
手塚はまるで他人事のようだった。
俺は黙って更衣室のバックを持った。
菊丸「A？」
俺は3人の方を向いた。
A「3人とも、ありがと」
それしか言えなかった。
俺はそのまま帰った。
家に着くとノートを広げ、書き込んでいく。
――――――
Today's dropout：不二・大石
――――――
……………その文字を最初に書いてから。
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魔法人(プロフ) - わかりました！ ありがとうございます！！ (2015年6月25日 23時) (
レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - 魔法人さん» 只今確認してきました、矛盾申し訳ありません。ﾏﾈｰｼﾞｬｰは夢主と同じ年齢という設定になっておりますので、3年生が正解となります。申し訳ないです!! (2015年6月25日 21時) (レス) id: 147be326d2 (このIDを非表示/違反報告)
魔法人(プロフ) - あのこれってどっちが正しいんですか？ 20話のマネージャーの学年が１年になってるのに人物紹介の時は学年が3年生になっててどっちが正しいんですか？ (2015年6月25日 1時) (レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 雪比奈loveさん» 了解です('◇')ゞ コメありがとうございます(>_<) (2013年8月5日 16時) (レス) id: c7e9827f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなで | 作成日時：2013年7月29日 18時
