35話*屋上* ページ39
*〜Asideに戻り〜*
俺が振り向くと菊丸は驚いた顔をしていた
A「俺さ、誰も居ないよなって聞いたな?」
やべ、声震えてきた。
菊丸「ごめんっ!」
菊丸が両手を合わせて謝って来る。
A「だ、って…俺、誰も居ないと思って…」
声が震えている上に顔が真っ赤になってる気が…。
菊丸「ぇ、ちょっと待ってよ、泣かないでよ?」
俺が泣きそうに見えるのか。
違う。泣きそうになるってるんじゃない。
A「違う…。恥ずかしくて…」
声の振るえは止まったけど顔は火照ったままだ。
菊丸「わりーっ…!」
菊丸が誤って来る。
A「もう良いよ…。」
俺は菊丸に言うと菊丸の顔がパァッと明るくなった。
…アホか。
菊丸「それでさ、あの曲、何ていう曲?」
立ち直りが早すぎるよ。
A「あの曲に題名は無い。…俺が作った曲だし」
俺が言うと菊丸が驚いた顔をした。
菊丸「マジでー!? いつ!?いつ作ったの!?」
そんなに驚くことでもないだろうけどな
A「さっき。」
それから、菊丸が色々聞いてきたから、全部答えた。
≪心が歌になってあらわされる≫
という事以外は全部話した。…多分。
そして、何故か…
菊丸「明るい歌、歌ってよ!」
…という事になってしまった。
普段なら絶対に歌わないんだけど…
ま、いいよね。
菊丸が隣りに居て、そう言う気分だし。
A「…リクエストは?」
菊丸「何でもいいっ!」
何だよそれ。
俺はちょっと迷って、歌い始めた
A「…ハッピーシンセサイザ君の胸の奥まで 届くようなメロディー 奏でるよ…」
歌い終わると菊丸がキラキラした目で俺を見ていた。
菊丸「やっぱスゲー!」
…そんな目で見るなよ…。
A「サンキュ。でも、もう授業終わったから、部活行くぞ。」
そう。5限目だけでなく6限目までサボってしまった。
まぁ良いけど。
―――――――
Aと英二を二人にしてみたかったんですー←
ごめんなさいー(。´・ω・)
ちなみにここに出てくる歌は
題名:ハッピーシンセサイザ
です。興味のある人はここまで↓
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=N0Vd1yCaHPc
この二人が好きなんですよー。GUMIちゃんルカちゃんごめんねー( ̄▽ ̄)
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魔法人(プロフ) - わかりました! ありがとうございます!! (2015年6月25日 23時) (レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - 魔法人さん» 只今確認してきました、矛盾申し訳ありません。マネージャーは夢主と同じ年齢という設定になっておりますので、3年生が正解となります。申し訳ないです!! (2015年6月25日 21時) (レス) id: 147be326d2 (このIDを非表示/違反報告)
魔法人(プロフ) - あのこれってどっちが正しいんですか? 20話のマネージャーの学年が1年になってるのに人物紹介の時は学年が3年生になっててどっちが正しいんですか? (2015年6月25日 1時) (レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 雪比奈loveさん» 了解です('◇')ゞ コメありがとうございます(>_<) (2013年8月5日 16時) (レス) id: c7e9827f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなで | 作成日時:2013年7月29日 18時