34話*歌* ページ37
俺は伸びをして大きく息を吸った。
そして歌い出す。
A「…… I trust you. I love you.
信じていたのに愛していたのに どうして向こうに行ってしまったの
いつまでも本気になれなくて いつまでも持て遊んでいるような私を見捨てなかった
私を信じてくれたのは貴方達だけだったのに どうして行ってしまったの
やっと見つけた私の希望が やっと見つけた感情が
また遠くに行ってしまうのが怖いのに 怖いというものを見つけたのに
また私を置いて行ってしまうの?
行かないで もう私から感情を奪わないで
希望を奪わないで やっと見つけたものなのに
私の手から零れ落ちるものは留まることを知らない
涙さえも流さなかったのに
何でも我慢できるのに
どうして私の手から零れ落ちるの
これ以上奪わないで 何でもするから
これ以上私の手から零れ落ちないで
…………You are my favorite person. 」
俺は歌い終わった。
すごいスッキリした。
なんだか、俺が小さいころから出来る事。
思っていることを一瞬で歌に出来る。
そして、この歌が今の俺の感情のすべてなんだ。
小さいころから、ひっそりと人の居ない所で歌って来た。
1か月歌わないとイライラする。
歌う事が唯一の娯楽の様な物だった。
まぁ、前まではイライラしないために歌っているような物だったが。
俺が手すりにもたれかかり、外の方をみて晴々としていると上から誰かが降って来た
「うわっ!」
嫌な予感がする。
…ちょい待て。ここは屋上。降ってくるとしたら此処より上の凸↖こう言う所だ
そこは中途半端な梯子があって、誰も登らない。
そこに登れるのは運動神経が良い奴で、そこに居たということは…
A「聴いたんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺は振り向く。
そこに居たのは…………
・
A「……き、くまる………!!!!!」
―――――――――
次、初めての菊丸視点いってみます( ̄▽ ̄)
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魔法人(プロフ) - わかりました! ありがとうございます!! (2015年6月25日 23時) (レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - 魔法人さん» 只今確認してきました、矛盾申し訳ありません。マネージャーは夢主と同じ年齢という設定になっておりますので、3年生が正解となります。申し訳ないです!! (2015年6月25日 21時) (レス) id: 147be326d2 (このIDを非表示/違反報告)
魔法人(プロフ) - あのこれってどっちが正しいんですか? 20話のマネージャーの学年が1年になってるのに人物紹介の時は学年が3年生になっててどっちが正しいんですか? (2015年6月25日 1時) (レス) id: 9780a0b86d (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 雪比奈loveさん» 了解です('◇')ゞ コメありがとうございます(>_<) (2013年8月5日 16時) (レス) id: c7e9827f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなで | 作成日時:2013年7月29日 18時