＊トリップをした少女＊【テニプリ 青学】

15話*試合* ページ17

さっき、俺が英語で 俺は負けない って言ったら越前の奴、 俺も ってさ。

…面白くなりそう。


おっと。越前がいきなりのツイストサーブを打ってきたよ。


…ちょっとキレが足りないかな。


俺は難なくそれを打ち返す。


言っておくけど俺は試合中は全くコート外の声が聞こえない。


結構集中するからね。


越前は驚いたようだがすぐに返してきた。


…あのさ、俺さっきまでグラウンド走ってたのに遠慮ってモンは無いわけ。


俺は越前がストレートでしか返せないボールを打つ。


つ・ま・り、俺は動かないままボールを打つ、越前は右に左に走りまわる＝俺が楽ッ!


ラリーが10分ほど続く。


そろそろ体力が無くなってきたようだな。越前の。


おっと、越前お得意のドライブB。


残念だけど、ちょっと威力が足りないかな。


俺は余裕で返し、そのまま越前がギリギリ届かないところにボールを落とす


12分にてやっと1ポイント。


それからは越前の届かないところに次々とボールを落とす。


簡単だった。


もう越前はほとんど取れない。


とっても全く違う方向に俺が打ち、届かない。


それから5分の間越前が走り回って試合が終わった。


６-０．俺が６で終わり。


A「…言ったでしょ。俺は負けない」


越前「くっそ……!」


ちょっと周りを見ると皆がこっちを見ていた。

「マジかよ」

「越前を倒したぞアイツ…」


あー…

うざ。

乾「A。お前ならもっと早く終わらせれるはずだ。」


っと。乾に捕まった。


A「いや。越前強かったし」


乾「それにしても…どうして技を出さない」


A「…それ、乾にどうしてデータを取っているっていうのと同じような問いだから」


…全く違うか？


…まぁいい。


A「んじゃ、そういう事で」


俺はそれからは他の人たちの試合を見て部活が終わった。


〜〜〜帰り道〜〜〜

菊丸「凄かったなー! Aのテニスッ!」

…

A「そうか？菊丸のテニスは見てて面白かった」


俺は少し微笑んで言った。


菊丸「そうかにゃ？(A可愛いにゃー☆)」


俺がうなずくと俺の家の近くに来た。


流石に帰るときは一緒じゃなくてもいいのでそこで別れた。

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