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KLside
朝、聞こえたAちゃんとニエリヒョンの叫び声。
ジソンイヒョンと、ソンウニヒョンと、デフィが様子を見に行ったけど、
とくに問題はなかったみたいで。
ひと安心したけど、Aちゃんがなかなかリビングに来なかった。
気になってジソンイヒョンに聞いてみると、
「ジソンイヒョン、Aちゃんは？」
JS「たぶん、洗面所じゃない？」
そう言われて、俺は洗面所に向かった。
気づかれないよう、そっとドアを開けて中を見ると、
鏡越しに、なぜか浮かない顔をしたAちゃんが見えた。
心配になってしばらく様子を見ていると、
『お父……さん』
Aちゃんが小さく呟いた。
そういえば、Aちゃんって早いうちに練習生になって、
家族にはあまり会えていないんだっけ……
そう思うと、なぜか胸が締め付けられた。
そんなことを考えていると、
いきなり後ろを振り返ったAちゃん。
目が合って気まずくなり、ぎこちなく挨拶をすると、
『お、おはようございます……』
小さい声で挨拶を返してくれた。
そして、何を思ったのか赤くなるAちゃんの顔。
たぶん、この前俺が言ったことを思い出したんだろう。
急いで出て行こうとするAちゃんの腕を、とっさに掴んだ。
『あ、あの……グァンリン…さん？』
戸惑うAちゃんに向かって
「こ、この前は……
変なこと、言っちゃって…ごめん。」
そう言うと、頭を上げろと言われ、ゆっくりと頭を上げた。
俺を真っ直ぐ捉えるAちゃんの瞳を見て、
なんでだろう。
また、言いたくなったんだ。
かわいいって。
ゆっくりAちゃんに近づいて、
「嘘じゃないから」
耳元でそう呟けば、
『……え、』
目の前にあるAちゃんの顔が、また赤く染まっていく。
『て、手！離して…ください……』
Aちゃんはそう言うけど、
俺はこの腕を離したくなくて
「やだ、一緒にリビング行くよ」
そうわがままを言うと、
Aちゃんの腕を引っ張りながらリビングに向かった。
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花撫(プロフ) - ヨーグルトさん» ありがとうございます！！ (2018年12月7日 22時) (
レス) id: f28b08e2d1 (このIDを非表示/違反報告)
花撫(プロフ) - キムテヒョンLOVEさん» ありがとうございます！笑 (2018年12月7日 22時) (レス) id: f28b08e2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ヨーグルト - ダニエルやばすぎです。ジフニの嫉妬も最高 (2018年12月7日 18時) (レス) id: 289ee071a9 (このIDを非表示/違反報告)
キムテヒョンLOVE - 最初っからジソンかっこよすぎー。 (2018年5月13日 10時) (レス) id: c61170a557 (このIDを非表示/違反報告)
花撫(プロフ) - 美紀さん» 感想ありがとうございます！第2弾も読んでくださると嬉しいです！ (2018年4月29日 9時) (レス) id: f28b08e2d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花撫 | 作成日時：2018年3月20日 10時
