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「みんな、すまなかった。」
入口が閉じたことを視認すると同時に明石は謝罪の言葉を口にした。
「わぁ〜うじゃうじゃだぁ。」
ジャンがみんなの気持ちを代弁する。
「わたしたちは惑星イズラで、かつて遭遇したことのないハザードレベルのプレシャスを発見しました。でも、それは封印されていた宇宙拳法使い、パチャカマック１２世だったのです。」
落ちついたさくらが、ことの顛末を説明し始めた。
――『おまえの体もらうぞ。』
「目覚めた奴は、さくらの体を乗っ取り、人質にした。いつ、さくらの命が奪われるかわからない。俺は奴の言うとおりにして、奴がさくらの体から抜け出るのを待っていたんだ。」
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作者名：kanade | 作成日時：2021年7月31日 11時
