今日:5 hit、昨日:16 hit、合計:8,256 hit
小｜中｜大
１６ ページ16
「サージェスの者です。美希さんの依頼で、お迎えにきました。」
「キミがサージェスの人？可愛いねぇ。」
話しかけると白色のジャージを着たヒゲの(チャラそうな)男性が、百合のパーソナルスペースに侵入してきた。
その気迫に思わず後ずさる。
「ケン、やめろ。悪いな。コイツいつもこうなんだ。」
もう一人、紫色のジャケットを着た男性が白色の男性(ケンと言うらしい)を窘めて、百合から引き離してくれた。
「ゴウこそ、そんな怖い顔してるから彼女が怯えてるじゃねぇか。」
「いいや、おまえが強引すぎるんだ。」
「なんだと？」
言い合いをはじめるケンとゴウを百合は呆然と見ていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kanade | 作成日時：2021年7月31日 11時
