轟轟戦隊ボウケンジャーVS特捜戦隊デカレンジャー (ページ17)

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「え…いや…えっと…あなたは？」

「わたしは白鳥スワン。デカレンジャーのバックアップを担当しているの。」

「そうなんですね。」

思った通りと言うべきか、見た目は期待を裏切らない。

「あなたがまた無茶しそうだからってホージーに頼まれたんだけどね。」

「すみません。余計なお仕事を増やしてしまって…。」

「それは良いんだけど、その顔は全然納得してないってところかしら？」

スワンが百合の顔を覗き込んでくる。

「それは…まぁ。」

「わたしが変身できるようにしてあげようか？」

「え…？」

予想外のスワンの言葉に百合は思考が追い付いていない。

「要は変身コードが更新されないように、その変身アイテムをプログラムすれば良いのよね？」

そう言ってスワンは百合のアクセルラーに視線を向けた。

「まぁそうですけど…そんなことできるんですか？」

「そんなの朝飯前よ。ってことでこれ、ちょっと借りるわね。」

そう言ってスワンは百合のアクセルラーを持って部屋を出て行ってしまった。