轟轟戦隊ボウケンジャーTASK:X３－３ (ページ4)

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「ゴーゴー変形！」

ようやくゴーゴーチェンジャーとゴーゴータンクのセットアップを終えた百合は、新しいフォーメーションを試してみることにした。

≪タイタンフォーメーション≫

コマンドは問題なく作動したようだ。

ゴーゴータンクは地響きを立て前進しながら、履帯を軸に直立体勢に変形していく。

「タイタンビルダー変形完了！」

そこには完璧なフォルムの巨大ロボが颯爽と立っていた。

レイのクエスターロボと対峙しても何の遜色もない。

「なかなかやるじゃないか。」

「当たり前だっつーの。この日のために整備してきたんだから。」

頭の中に響くレイの言葉に百合は素直に返答した。

「こけおどしにならなきゃいいがな。」

「ガイ？聞こえてるんだけど？」

そして地上でガイが呟いた言葉にも百合が反応した。

「なに？この距離で俺の声が聞こえるのか？」

これにはガイも驚きをかくせない。

「うん。ってか、うるさいから黙っててくれる？」

「わかったよ。」

何故かガイは大人しく引き下がった。

どうやら二人の勝負を見届けることに専念するようだ。