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百合の左手首のあざから、無数の光の筋がプレシャスに吸収されていく。
そして同時に百合の体はその力を失い始めた。
プレシャスは百合の生命エネルギーを吸収しているのだ。
立っていることも出来なくなり、膝をつく百合。
ついにアクセルラーを持つ力さえも無くなってしまった。
百合の手からアクセルラーがすべり落ちる。
もはやそれを拾うことも不可能だ。
「そろそろ限界、だな。」
レイの言葉が合図になったかのように、とうとうその場に倒れこんでしまう百合。
「最初からおとなしくついてくればいいものを。てこずらせやがって。」
ガイは、腹いせに百合のそばに落ちているアクセルラーを踏みつけて粉々にしてしまった。
今まで崩されることのなかった百合の表情が一瞬で曇る。
絶体絶命の状態だと、ようやく気がついたのだ。
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kanade(プロフ) - つぼみさん» コメントありがとうございます。２話目から名前を固定しています。ご希望が多ければ変換するように編集しなおします。よろしくお願いします。 (2022年8月31日 12時) (
レス) id: 89b2c9bd4d (このIDを非表示/違反報告)
つぼみ(プロフ) - 名前変換しなくなったんですか？ (2022年8月31日 7時) (レス) id: 0933191a9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kanade | 作成日時：2020年8月22日 22時
