番外編 ページ14
・
【菅原side】
きっかけは、ケガをしたときだった。
__2年前、高1のとき
高校生活に慣れてきた頃
俺は体育の授業でバスケをしていた。
簡単なゲームで、ディフェンスをかわそうとしたとき
「え……__」
右足首に違和感を感じたあと、一瞬だけ体が浮いた気がした。
転ぶ…!
とっさにそれがわかり、ボールをチームメイトに渡す。
受け身になるように体に力が入る。
__ドンッ…
鈍い音が体育館内に響いた。
その音と同時に全身に痛みが走る。
「っ……」
「菅原、大丈夫か⁉」
心配しながら駆け寄る先生に、苦笑いをする。
「ちょっとひねっちゃったみたいで……
__っ⁉」
体を起こし、立とうとすると
右足首が痛んで膝をついてしまった。
「歩けるか?」
「…はい」
「ならゆっくりでいいから保健室に行ってこい」
「…わかりました」
先生に軽く会釈をして、体育館を後にする。
「はぁ…」とため息をつく。
あー、だせーな俺。
今日の部活大丈夫かな。
下手したら参加できないかもな。
それはさすがに困る。
…なにやってんだろ。
ズキズキと痛む右足をかばいながら歩く。
ぼーっとしていると保健室に着いた。
「失礼します」
ノックをして入ると、そこには一人の女の子がいた。
・
67人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜久#LOVE - カナデさん» いえいえ。此方こそお役に立てて何よりです♪ (2018年12月16日 17時) (レス) id: bd44181088 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - 夜久#LOVEさん» わわっ、なんて嬉しいお言葉…!ありがとうございます! (2018年12月16日 9時) (レス) id: 365e4dfa94 (このIDを非表示/違反報告)
夜久#LOVE - バリクソオモロイ! (2018年12月15日 23時) (レス) id: bd44181088 (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - ライムさん» はい、ほんっとにかわいいですよね! (2018年11月30日 21時) (レス) id: 365e4dfa94 (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 菅君かわいいよなあ〜(しみじみ) (2018年11月30日 17時) (レス) id: ee1104400e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カナデ | 作成日時:2018年11月30日 12時