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期限3 ページ4
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｢本当に本がお好きなんですね｣
と、微笑むお兄さん
なんだかあの老夫婦の面影が…
『あの、失礼だったら無視してもらって構わないんですけど……、以前こちらにいた老夫婦は…？』
｢ああ、僕の祖父母です
1年前に亡くなって、そこから僕が引き継いでます｣
『そうだったんだ…
あ、すみませんこんな事聞いちゃって』
｢全然大丈夫ですよ、気にしないでください。本、包みますね｣
慣れた手つきで本を包んでくれて、それを受け取る
かなり長く話し込んじゃったなぁ
｢ありがとうございました
またいつでも来てください。あんまりお客さん居ないので｣
『は、はい！また来ます！絶対！』
｢はははは｣と、少し豪快に笑いながら手を振るお兄さん
もしかして、変な奴だと思われた……？
さぁ、帰って荷解きの続きをしよう
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作者名：チョコたん | 作成日時：2024年2月27日 16時
