君の彼氏になる方法_JH_ (ページ26)

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方法25番外編ページ26

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『同棲？私は全然いいよ』

｢まじ？｣

『大マジ』

あれ、案外あっさりOK貰っちゃった

『あ、でも私一人の時間ないとまじ無理だから2部屋ある所がいい！』

まあ簡単にはいかないよな。相手がAだし。うん。

同棲し始めた男女はラブラブで、寝室は一緒でぇ♡とかじゃねえのかよ
仕事行く時も、離れるの寂しい♡とかさぁ……

まぁ結局俺はこいつの事大好きだし、仕方ないなぁって許しちゃうんだけどさ

｢いいよ、2LDKで探そっか｣

『さっすがジョンハナ〜』

｢あ、俺が探すし契約もするから、何もしないでね！｣

この子にやらせるとろくな事にならないだろうから…

本当に大人か？ってくらい抜けてるし、なんなら高校生の時の方が大人だった気が……猫かぶってたのか？

でも、やる時はやる子で仕事もミスばっかりしてるけど、企画案はその独特な感性で上司からも気に入られているらしい。なんなら次の企画ではリーダーだって…

一度企画部に行く用事があって、Aの働いてる姿をチラッと見た事あるけど、真剣にパソコンに向かって仕事をしてるのを見て、これがギャップ萌えか？！ってなった事もある

『ジョンハンさーん？何考えてんの？』

｢いや、別に？｣

『ほーん。とりあえず、家の事は全部任せていいの？』

｢いいよ、Aは大事な用紙をシュレッダーにかけないように仕事に集中して｣

『なんで知ってるの？！
くっそー、ジスがチクったんでしょー！』

きっとこの先も、この子を完全に理解する事は出来ないし
たくさん振り回されるんだろうなって思ってる

でも、俺だったら絶対に見れなかった景色を見せてくれたり、考え方を学んだり
振り回されてる俺も悪くないな〜、なんて思ったりもしてる

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