方法24番外編 ページ25
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4年生になり就活が始まってから時間が経つのはあっという間で、気づけば社会人になっていた
Aは卒業出来るか不安だったけど、勉強だけは何故か出来る(本人も何故できるのかわかってない)から無事にみんな卒業できた。
俺とスンチョルはまたまた同じ会社に就職し、営業をしている
そしてAとジスもまた同じ会社で、企画部で頑張っているらしい
まさかこの4人が同じ就職先とはな…
初めて知った時は何かの間違いかと思ったよ
俺もスンチョルも仕事に慣れてきて、それなりに成績をあげている
Aは相変わらずの馬鹿っぷりを発揮しているらしく、度々ジスから助けてくれと連絡がくる
この前は
｢A、昨日出してくれた企画案コピーしてくれた用紙、どこに置いた？｣
『それならあそこに刺しといた……ってあれ？無くなってる』
｢ちょっと待ってよ…それ紙刺す場所じゃなくてシュレッダーだよ……｣
『え〜？！この子、紙食べちゃうのか…食いしん坊！』
なんて事があったらしい
定期的に4人で飲みに行ったり、男3人で集まる事もある
｢俺、Aと同棲しようと思ってるんだよね｣
｢え？君達まだしてなかったの？｣
｢タイミングが中々無くてな｣
｢あいつ家事は出来るんだし、いいんじゃね？｣
｢同棲するって事はさ、ほら、将来も見据えてって事じゃん…｣
｢まさか、、プロポーズ？！｣
｢まだしねえよ！ジス声でかいって｣
｢でも、結婚願望はあるんだな、ジョンハナ｣
｢まぁそれなりにはね｣
就職したての頃は慣れない仕事で精一杯だったけど
1年経てば少しの余裕は出てきて(Aは例外)、そろそろ先に進むためにも同棲を…と思ったんだけど
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作者名：チョコたん | 作成日時：2024年2月23日 16時
