鬼殺隊マネは人見知りでした。【HQ×鬼滅の刃】 (ページ10)

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？｢俺の名前は童磨...って自己紹介はいらないか。前世で戦ったもんね｣

『あぁ...そんな奴居たわね。ごめんなさい。特に強かった奴しか覚えてないの。』

と挑発。

童磨｢へえ...中々ウザイねA｣

なんて最近の言葉を使ってくる。

『いやぁ、童磨には敵いませんって！』

童磨｢...まあ、今回は俺が勝つんだよ。前世だって俺がかなり押してたからね。｣

『じゃあ今回も勝たせてもらうよ。』

私は童磨の元へ走る

しかし、何回刀を振っても童磨には届かない。

『うわぁ...今世もしぶといね

明日も学校だしそろそろ決着つけたいな...』

深呼吸を１回して目を見開く。

『星の呼吸、一の型、流レ星！！』

その技が童磨の弱点にヒットする。

童磨｢ぐ...星の呼吸か。前世と同じ...｣

後少しの攻撃で童磨を倒せるところだったのに_。

ー侑sideー
『あー！俺体育館にシューズ忘れた！！』

鞄の中を漁って思い出す。

体育館にシューズ置きっぱなしの事を。

治｢明日でええやん｣

『あかーん！今日自主練するんや！！取ってくるわ！』

俺は体育館へ急ぐ。

...と、少しずつ誰かの声が聞こえてくる。

女の人と男の人...？

声が近くなってきたので息を殺して覗いてみる

｢滅｣と書かれた羽織を着た女の人。

あれが噂の...鬼殺隊？

それと...

今の時代には不釣り合いな扇を持った男の人。

？｢星の呼吸、一の型、流レ星！！｣

女の人が叫ぶと同時に男の人が倒れ込む。

少し興味があった俺はゆっくりと近づく。

と、扇が飛んでくる。

｢危ない！！｣

女の人が叫ぶ。

咄嗟に目を瞑る。

ーAsideー

『危ない！！』

と間一髪の所でその子を助けた。

『怪我は？痛いところ...は.....』

その子と目が合う。

『なんで...侑君がここに...』

って違う！そうじゃなくて！

『君！ここは危ないから今すぐ帰って！！』

と強めに言うと帰ってくれた。

彼の背中を見届けてから童磨の方を振り返ると

『！？』

すぐ目の前まで扇が来ていた。

まずいっ...！！

咄嗟に目を瞑る。

痛く...ない？

恐る恐る目を開けると

｢もう大丈夫ですよ。お待たせしました。｣

視界に映るのは紫の髪の一つくくりの女。

花のいい香り。

『しのぶ...遅かったね』