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おはようございます。
現在時刻朝の4時30分。
私は今蜜璃の御屋敷にいます。
『みつりぃ...うち無理やわぁ...』
「ちょっとAちゃん...これは任務よ?」
『分かってるけど...つい人見知りが...』
「うーん...じゃあ私も行こうか?稲荷崎。」
『...?え?』
「だから私も行くって。あ、でも御館様に一応確認しなきゃだけど」
うぅ...みつり...
『ありがとぉ...』
「うん、私今任務無いから大丈夫だと思うよ。...と。Aちゃんはもう行かなくて大丈夫なの?」
みつりは時計を指さす。
_5時。
『うぁぁぁ!しまった!!じゃあねみつり!また!』
...やばい怒られる.....
特におはぎ!!あいつ厄介だもん...
実は私は朝の5時に学校辺りの見回りも任されてまして...
ダッシュで家に帰って隊服に着替える。
そして刀を腰にかけて家を出る。
『ここから学校まで5分...本気出して2分かぁ』
仕方なく速度をあげようとしたその時
あの子の声が聞こえた。
「なあツム、昨日あの女の子と手繋いだらしいやん?」
「あぁ繋いだ。羨ましいんか?」
やばいバレる...
御館様曰くバレるといけない...らしい。
それでも出し切ったスピードに叶うわけなく
私は2人の前に姿を表した。
「「は?/え?」」
...あそっか。
私今狐の面被ってるんだった。
私の顔分からんか。よかったぁ...
軽く会釈をしてからその場を去ろうとする。
と
侑「なあお姉さん待ってや。こんな時間に何しとんの?」
『なんや侑君。今忙しいねん』
あ
喋ってしまった
サム?「なあツム、この声...昨日の...」
『あ...違います違います!忘れて下さい!』
すこ〜しだけ声を変えて話す。
女子特有のぶりっ子声みたいな...やつ?
まあそんな事はどうでも良くて。
私は再び学校を目指した。
(てかなんであの二人がこんな時間に外にいんのよ)
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作者名:nn | 作成日時:2020年6月23日 23時