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自己紹介が終わり、休憩時間。
私は窓側の1番後ろの席。
その前は_。
あの...宮侑...くん?だっけ?
そんな事を考えると早速絡んできた。
「なあなあ!どこから来たん?部活は?なんで転校してきたん?」
いきなり質問攻め。
目が回るほどの質問の多さに疲れていると
「やめなよ侑。困ってるよ。」
救世主?
声のした方を見るとそこには
「君転校生のAさんだよね。こいつがうるさくてごめんね。」
ギャーギャーと騒ぐ宮くんを無視してこの子は話しかけてくれた。
『...いえ。大したことないです。では。』
私は担任の先生の元へ足を運ぶ。
_入部届けを貰う為にね。
『先生、入部届け頂いてもよろしいでしょうか?』
「あ、ああ。もう部活決まったのか?」
あ〜...ここの校長、先生方には何も話してないんだ。
転校してきた理由も部活の事も柱の事も。
...まあいいか
『はい。ずっとやりたかった男バレマネに。』
すると後ろからもの凄い音と共に足音。
侑「Aちゃん!?男バレマネゆーた!?」
...どえらい目輝かせるなあ
『あ...うん。
もしかして宮くんもバレー部?』
侑「侑でええで!!おん!俺バレー部!ちなみにこいつも!」
そう言ってさっき話しかけてきてくれた男の子を指さす。
「あ、俺の名前言ってなかったね。角名倫太郎。よろしくね」
『うん。よろしくね。』
...ああ。
稀血1人目み〜っけ。
?あぁ、なんで分かったかって?
匂いだよ匂い。
私昔から鼻がいいの。炭治郎と同じね。
私の特技は鼻を使って稀血を見分ける事ができる事。
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作者名:nn | 作成日時:2020年6月23日 23時