#289 ゆうしゅうなしつじ ページ44
Aside
そんな感じで朔と毎日を過ごすようになったんだけどさ、朔ってすんごく優秀なんだが。
私が自分でやれるよ(笑)っていうようなことも、いつの間にかすんでるんだよ。
てなわけで、Lemonも録音できて、今Mix中。
朔:「何かすることあります?」
これ毎日聞いてくる。
『特にないかな。休んでていいよ。どっか出掛けてきてもいいし。』
朔:「いや、大丈夫です。」
そんな感じで、ヤバいよ、これマジでドラマとかで見るような感じの執事だよ。とか日々思いながら生活をしてるんだけど…。
『やっぱり休もう。これは命令ね。うん。なんかね、こっちも気を張りすぎて疲れるんだ。慣れてないからさ。ほんっとうに自然体でいてよ。』
朔:「ならそうさせていただきます。ふぅ〜…。これでいい?」
うん。やればできるじゃん。
『うん。それでいい。』
そんなことを言ってると誰か来たみたいですね!
朔:「玄関見てきます。」
『あ、歌い手さん仲間なら家に入れてあげてくだされ。』
一応ね。
朔:「分かりました。」
〜〜〜〜〜〜
天月side
久々に来たからピンポンを押してみる。
あ、開いた。
朔:「…………」
あ:「…………」
ん?
あれ。この前さ、この人さ、坂田とやりあってた人じゃん。
なんでいるの?
朔:「すいません。中どうぞ。」
……ん?どゆ意味?
あ:「あ〜…え〜っと…会ったこと…ありますよね?」
朔:「……ですね。」
ダヨネ〜。
あ:「つい最近この家で会いましたよね?」
朔:「……ですね。」
ダヨネ〜。
『朔どうしたの?なんか遅いけど。あ、翔兄ちゃん。入っていいよ?』
Aは何考えてんの。こんな奴家に入れるとかさ。
こいつが何したか知っててこういうことをしてるわけ?
あ:「どこから連れてきたの?」
半ギレ気味で聞いた。
『え?あ、朔のこと?なんかこの前出会ってここにいるんだ。さかたんとも仲良かったんだって。』
いや、仲良かったって…。
あ:「ついこの間喧嘩してるの見たんだけど?喧嘩っていうか殺し合いみたいな感じだったけど?」
『それ知ってるよ。それも踏まえたうえで言ってるの。それで、この前朔と出会い、私の執事だったらしく、今働いてもらってるんだな。』
いや、意味不明すぎでしょう。
あ:「いや、意味わかんないよ。」
『意味わかって。とりあえずいいやつだから。うん。』
あ:「僕にはとてもそうには見えない。」
つい、きつい言い方で言ってしまった。
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華奈(プロフ) - 81さん» 本当ですか?それは書いてる身としては結構よかったです。感動っていうか共感っていうか、そういうもので感情的にできたりできてうれしいです。(何を言っているのか分からない) (2018年10月1日 16時) (レス) id: c708660bae (このIDを非表示/違反報告)
81 - 290話の天月さんサイドのところで泣いてしまいました( ;∀;) (2018年10月1日 16時) (レス) id: 7978039c6d (このIDを非表示/違反報告)
81 - いつか作者様も歌い手さんのライブに行けたら良いですね!上からっぽくてすみません(^^; (2018年10月1日 16時) (レス) id: 7978039c6d (このIDを非表示/違反報告)
81 - イラスト、綺麗ですね! (2018年10月1日 16時) (レス) id: 7978039c6d (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - 81さん» wwwwwwそうなんですかww笑い止まんなくて困ってますwwwwwwww (2018年9月24日 11時) (レス) id: c708660bae (このIDを非表示/違反報告)
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