不登校の私は人気歌.い手として活躍しています！その7-2（通常ver）

＃286　しつじとしてはたらいてね？ ページ41

Aside

坂：「え。」

凌：「え。」

朔：「え。」

いや、なんか文句あんのか。

『今あそこ住んでるんでしょう。なら私の家に住んでね。働いていただきますんで。』

そしたら家事をしなくてもよくなる！はははっ♪録音いっぱいできる！
いい考えじゃない？

朔：「あ、え？いや、あ、分かりました…。」

めっちゃ戸惑ってるんだが。
まあいい。

『これでもうお父さんと会うことはないわけだ！私も働いてるから生活できるし。家事はやってもらえるし。うん。暮らしていけるし。』

朔の給料だって払えなくはないだろう。

朔：「そういう考えなんですね…。」

『ってことなんで、さかたんと朔は仲直りと。』

坂：「え”。」

朔：「え”。」

何濁点つけてんだい。

『え”じゃない。どうせあいつが原因でしょうが。朔にひどいことでも言ってたんじゃないの？』

朔：「………まあ。」

素直でよろしい。

『ならこれで解決。そんなに細かい事気にしててもしょうがないから。仲良くなってね。仲良くならなくても私の家で暴れるのはやめていただけますか。こっちも気分を害すから。ね〜凌。』

凌に同意を求める。

凌：「あ、え、うん。」

凌って結構周りに流されやすいね。

朔：「知ってたんですか…。暴れてたの…。」

『防犯カメラつけてるんだよ？一応。それぐらいわかるよ。』

誰にも分かんないようなところにつけてるから。

坂：「そうだったんですか。」

『ま、いいや。早く帰らないとそらるさんが心配してるかも。』

LINEしとかないと。

坂：「そうなん？」

『行く前にそらまふの二人が家に来てたんです。とりあえずLINEしておこう。』

家の外に出ながらスマホを取り出した。

A用事住んだので今から帰ります。まだ家にいますか?

よし。

朔：「なら車乗って。みんな。」

車に乗って朔が車を運転するみたい。

『ならお願いします。』

〜〜〜〜〜〜〜〜
そらるside

一応Aの家にずっといた。
しばらくしてLINEが入った。

A用事住んだので今から帰ります。まだ家にいますか?

そ：「LINEきた。帰ってくるって。」

ま：「早くて良かったです。」

そ：「ほんと。」

そらるお疲れ。家にいるよ。待ってる。

これでいいか。
なら帰ってくるのを待ちますか。
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とりあえず主人公の過去を明かせたんで良しということで。←

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