不登校の私は人気歌.い手として活躍しています！その7-2（通常ver）

＃278　あおいこな ページ31

そらるside

Aに防音室で待っててといわれたから防音室に向かう。
何故か分からないけど、部屋がまず普通にあって、その中に防音室に通じる階段があるんだ。
中々ない造りだよね。

ま：「今更ですけどなんで部屋の中に防音室に行く階段があるんだろう。普通に二回に行く階段があるんだからそこに繋がるように造ればよかったのに。」

まふの言ってることはすごく理解できる。俺もそんな風に思う。

そ：「防音室は後から作ったって言ってたじゃん。その都合上じゃない？分かんないけど。」

いつかに防音室について聞いてみたときにそんなことを言ってた気がする。


階段を降りるて扉を開くと青い粉？が入ったタッパーをAちゃんの机の上に発見した。

ま：「え？なにこれ。Aちゃんヤバい薬とかやってるの？え？やばくないですか？！？！どうしましょう！！」

そ：「ちょ、そうと決まったわけじゃないじゃん！落ち着けって。」

うん。何かの何か…え？なに？ヤバいやつしか思い浮かばない…。

ま：「どどどどどうしましょうそらるさんんんん！！！これ見られたらヤバい系かもどうしよう！！！」

そ：「いったん隠そう。どういう反応をするか。うん。」

ま：「そそそそうですね！！！」

目の前の扉が開いた。

『？どうしたんですかそんなに焦って。大丈夫ですか？お茶どうぞ？』

ま：「あ、うん。お茶ありがとう。」

まふまふ演技力あるんじゃない？
さっきの慌てようはどこ行った。

『まぁいいや。あれ？机に置いてたタッパー知らないですか？おかしいな。』

ややややばいかもこれは本格的に……。ヤバいやつ？！

そ：「え？あ、し知らないなぁ。」

俺演技下手！

『私あれないとどうすれば……。』

え？うそ。マジで薬系？やばいやつ？え、依存してる？！？！

『部屋に置いたっけ？いや、でももっていってない。キッチンで入れてどうしたんだっけ…？』

ま：「あ、のさ。ちなみにそれには何が…？」

『シリカゲルっていう粉末状の青い粉が入ってるはずなんですけど……。』

え？普通に言っちゃってる？え？ああいうのって犯罪だよね？
簡単に言っちゃってもいいもの？あれ？

ま：「ね、念のために机の下見てみたら？」

あ、そこって普通に隠したところ…。

『あ、そうですね。あ、ありました！ありがとうございます！これで大丈夫。』

そ：「あ、のさ、それってちなみに何？」

もう直接聞くしか方法はない。

『え？簡単に言えば乾燥剤です。』

…え？

＃279　あおいこなのしょうたい→←＃277　むごんのじかん

おすすめの歌い手さんの歌ってみた・オリジナル曲

天月さん…イデア（オリジナル）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す