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#445 やっぱり…何も覚えてない…。 ページ31

Aside

Eve「Aちゃんは幼稚園ぐらいの年齢のころ、弓乃家の大阪の家にしょっちゅういた。そこで僕とも会ってたんだ。あの頃は特に気にしてなかったけど婚約者だった。」

いぶくんと私が婚約者?どう考えてもすごい年上だよね…?いくら幼稚園の頃って言ってもいぶくんは小学4年とか5年とかだよね…?下手したら中学生とかだよね…?

『お父さん、何考えてたんだろう…。』

意味わかんない。

Eve「その頃はAちゃんは僕のこと好きって言ってくれててすごく可愛くって本当に結婚する気満々だった。」

ふふっと笑いながら言ういぶくんの顔が少し赤い気がしたのは気のせいではないはず…。そして隣から出てくる想くんの闇オーラも気のせいじゃないはず…。これ私はどういう反応をしたらいいんだろう…。

Eve「しょっちゅう一緒にいて遊んでたし、僕は純粋にAちゃんのこと好きだった。」

告白されてる…。私ヤバい…。すごい…。とか言ってる場合じゃないけど…。でも好き”だった”なわけだから過去形でしょ?うん。

Eve「Aちゃんが小学校に上がる少し前ぐらいの年齢の時かな?Aちゃんのお父さんとAちゃんのお母さんは不仲になった。それから大阪には来なくなった。それからは会えなくなったよ。」

嘘…覚えてない…。

Sou「遊んでるときに好きな子がいるって言ってたのもしかしていぶくんのことだった…?」

ぽつりとつぶやく想くんの方を凝視してしまった。
え?私そんなこと話してた…?

天「その顔じゃ覚えてないっていう顔してるね…。僕も聞いたことあるよ…。」

そういう声が聞こえて翔兄ちゃんの方も見てしまった。

『え?嘘…。』

いぶくんのこと好きだった?え?全然覚えてない…。え?

Eve「なんで忘れちゃったの…?」

そんな風に悲しそうに言われても何も覚えてない…。

天「多分、誕生日の話を先にした方がいいかも…。その感じだと…。」

誕生日の話…。聞きたいような聞きたくないような…。そんな感じがある。

天「もし辛くなったら早めに言ってね。忘れたいぐらい嫌なことだったんだろうから思い出そうとしたら多分結構つらいと思うから…。」

私も覚悟を決めとけってことか…真実を知る為ならそんな代償もあることは分かってる。だから私はちゃんと思い出すよ。

今回こそは逃げないできちんと聞く。

『分かった。きちんと話聞く。』

覚悟を決めて言うと翔兄ちゃんはきちんと話してくれた。

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華奈(プロフ) - 81さん» そうなんですね!了解です!今続編をチョコ著k作りながら他の作品も書いていってるので多分夕方ぐらいの完成して投稿できると思います!少々お待ちください! (2018年11月14日 13時) (レス) id: c708660bae (このIDを非表示/違反報告)
81 - いえいえ!最近は結構遅く寝るので、、、、(^^;え、こんな時間に?!って時にコメントをするかもしれません笑 (2018年11月14日 13時) (レス) id: 9ebdcf52db (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - 81さん» ありがとうございます!まさか深夜に見てくださってたとは思わなかった…。嬉しいです!頑張ります! (2018年11月14日 9時) (レス) id: c708660bae (このIDを非表示/違反報告)
81 - 続編も読んでいきますね!(*^^*)頑張って下さい!! (2018年11月14日 3時) (レス) id: 9ebdcf52db (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - 81さん» いえいえ。こちらこそお疲れ様です。もしかしたらまた更新するかもです。わかんないですけど() (2018年11月13日 23時) (レス) id: c708660bae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華奈 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年10月26日 16時

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