＃418 最終調整 ページ45
Aside
『ならこれで送っておいたので明日にでも動画どうぞ？』
luz「うん。ありがとう。」
う〜ん…。
聞いちゃってもいいのかわかんないけど聞いてみたくなっちゃったな…。聞いちゃお。
『どうして急に録音を？』
luz「なんとなくやで？一応悠ときちんと話をしてみたんよ。そんときに悠がぽろっとこぼしてんよ。それで俺がコラボしようかって誘っただけ。」
うん。まあそんなもんだろうとは思ってた。結構簡単すぎる理由だった。
『話すようになったなら良かったですかね…？』
兄妹仲良くできてるのっていいことだよね…私は凌と仲良くはしてないけど。
人のことは全然言えないんだけど。
luz「今来たばっかなんやけど明日も忙しくて…だから帰るな。ごめんね。」
『いえいえ！来ていただいただけでうれしいです！ありがとうございます。』
luz「うん。そいじゃあな。」
luzさんも帰っちゃったな〜。まあMix今日中に完成してよかった。
ならもう少しで終わるノンファンタジーも仕上げちゃお。
取り敢えず完成。なら明日の18時に予約をして…。これで大丈夫。
ツイッターにも呟いておいたし…。もう夜12時だし寝よ。昨日もそこまで寝てな〜い。
朔、そろそろ来るかな。今日ぐらいには。
口元に浮かんだ笑みを少し抑えてお風呂に入り、防音室に置手紙を残して布団に入って寝た。
置手紙の内容？ま、それは”もしも”今晩朔が来たら、の話だけどね。来なかったら意味をなさないから大丈夫。
そろそろ近づいてるよ。
最後のゲームの幕開けが。
さあ。どんな面白いゲームにしてくれるんだろうね？ふふっ。
スマホの充電は完璧にしてあったから今着ているズボンのポケットに電源を切って入れておいた。
なら、一旦寝ますか。
目覚めたとき私はどうなってるのかな？
憎しみに塗れた真っ赤な目をしてるのかな。いや、もうすでに赤く染まっているか。
邪念を払うようにそんな考えを頭から引きはがして眠ることにした。
おやすみ。
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