不登校の私は人気歌.い手として活躍しています！その10-1（恋愛ver） (ページ41)

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＃414　さっそく録音するか。ページ41

Aside

何の暴走するかって？
そんなん決まってるじゃん。前のロメオの時みたいに耳元でこそこそ囁かれてみ？無理だよ？いくら推しじゃなくても無理だよ？

『可愛い声で言ったらいいとか思ってんじゃねーぞ。そんなんで推し変なんてありえないんだからな。』

Sou「口めっちゃ悪いじゃん。」

口めっちゃ悪い…？あ、まじだ。まあそんなことはいいんだよ。

『っていうことなんで翔兄ちゃんも来てください。』

天「分かったよ～。」

そんな感じで防音室へレッツゴーしました。英語ちょくちょく挟むとふざけてるようにしか聞こえないよね。←

いや～。めちゃ楽しいね！イケボ出せててすごい！自分ってイケボ！
的な冗談は置いておき。録音にひと段落つき、休憩していると翔兄ちゃんが話し出す。

天「いつも思うけどその華奢な体のどこからそんな声が出てるの？ちょっとびっくりだよね。いや、ちょっとじゃないよ。だいぶびっくりだよ。」

なんかすごくべた褒めされるから自分でも変な錯覚を起こしそうで怖いんだよ。ていうか半分錯覚起こしてたよ。

『普通に地声から低い声出してるだけなんだけど。ていうか今更感ない？』

だって男の人だって高い声出してたら女の人じゃん。その理論で低い声出してるだけなんだけど…。

Sou「毎度毎度思い知らされるんですよ。今更感っていうか毎回毎回身をもって実感するんです。多分その低い声は元々出来上がってたんだろう。男声を使えるように。」

何その理論。意味不だよ？

『女声もできるし男声も出来ちゃうという最高ポジなんですね私は。』

男装してたら私誰かわかんなくなったり…？

天「そういうことだよね。低い声出してて喉痛くないの？」

考えたこともなかった。っていうぐらいだから痛くないな。

『気にしたことないぐらいだから痛くない。』

むしろ楽しい。いつもと違う声で歌えるから。ちょっと変わってるかな…？

Sou「そっか。まあいいんじゃない？」

『なら続き録音しよ？』

てな感じで録音再開しました。

『なら暇だし私がMIXするね～。』

Sou「ありがと～。」

今の時間は10時だよ！勿論夜のね。まだ夜飯食べてないし朔帰らないし。まあいいや。

『なら軽くなんか作る。ご飯。』

天「手伝う～。」

『翔兄ちゃんは寝ててください。私作りますから。』

一応まだ翔兄ちゃん熱下がってないからね？

天「………分かった～。」

ならご飯作るか～。