【d！】○○デレ短編集！【合作】

5、syp×クーデレ(狸桜) ページ5

『ショッピくん！構って！』

sya「はいはい、後で構ったりますから。」

そう言って軽くあしらわれる。

付き合ってるのに冷たいと思いますか？
でも、そう言いながらも彼のスマホを覗き込めばゲームを終了する準備をしてくれている。

ツンデレっぽいけど、特にツンツンしているわけではない。
彼の場合はクールにしながらも甘えさせてくれるし、甘えてもくれるのである。

syp「ん、デートでも行きます？」

『えっ、いいの？やったー！』

syp「ふっ、バイクでドライブでもどうっすか？
何処か行きたいとかあります？」

『あっ、じゃあ前に行った海の見えるとこが良いな！』

syp「良いっすよ。行きましょか。」

こうやって、プランを提案しながらも意見を聞いてくれる。

唐突ですがそんな彼に今日はプレゼントがあります！
自作のネックレスで、夜空の反射した海をイメージしたもの。
喜んでくれるといいな。

……1時間後

syp「ここはいつ来ても綺麗っすね。」

『そうだね〜』

今は夕方で、海に夕日が反射してキラキラしている。

前回に来たときは夜だったので、作ったネックレスは夜空にした。
だから渡すなら夜が良かったけど夕日も中々綺麗だと思った。

syp「そや、今日はAに渡したいものがあるんすよ。」

『ふぇっ！？え、なに？』

syp「はい。」

そう言ってショッピくんがくれたのは

『夕日の……海のネックレス？』

syp「はい、似合うと思ったんで。作ったんすよね。」

『えっ、まさかの自作。』

syp「頑張りましたから。」

嬉しいな

『じ、実は私も作ったの！』

syp「え？……これって夜の海？」

『そう！奇遇だね。私もショッピくんに似合うと思って』

syp「ふっ、似たもの同士っすね。俺ら。」

『やね』

そう言って私達はお互いにネックレスを付け合った。

syp「A……海が綺麗ですね(貴女に溺れています)」

それって……

『……月も綺麗ですよ(私も貴方が好きだから、溺れてください)。ですが(なので)、少し寒いですね(抱きしめてください)。』

syp「そうですね(もちろんです)。」

そう言ってショッピくんは私を抱きしめてくれた。

『ふふっ、幸せだよ』

syp「俺もっすよ」

syp「ちなみに知ってました？
実はネックレスには永遠に繋がって居たいって意味もあるんすよね。」

『それは知らへんかった……物知りやなぁ』

幸せを噛み締めて、これからもこんな日々が続いてほしいと思った。

6、ut×デレデレ(紫鬼)→←4、kn×デレデレ（sam）

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• 恋愛運: ★★★☆☆
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